なか卯は親子丼や牛丼、カツ丼などの丼物や、カレー、うどん、そばといったメニューを提供する飲食店です。価格は学生でも入りやすいよう低めに設定されており、給料日前などに重宝します。また、商品によってはミニ盛から特盛まで最大4段階で量を調整できるため、小腹が空いた時や、がっつり食べたい時にもぴったりです。

今回はそんな、なか卯のメニューのカロリー、糖質、脂質について調べてみました。

なか卯のカロリーは高め？太る？痩せる？

今回はなか卯のメニューから代表的なものを選出し、そのカロリーを比較していきましょう。

メニュー	カロリー（1人前）
親子丼（並）	669kcal
カツ丼（並）	861kcal
和風牛丼（並）	715kcal
プレミアムビーフカレー（並）	761kcal
きつねうどん（並）	450kcal
ざるそば（並）	423kcal

上記の表からわかるように、なか卯のメニューは全体的にカロリーが高めであり、親子丼を除いた丼物だと1人前で1食の摂取目安カロリーを超えてしまいます。そのため、あまりダイエットに適したお店とは言えないかもしれません。

丼物をミニ盛に変更したり、うどんやそばといった麺類であれば500kcal前後の摂取で済みますが、ミニ盛やうどん、そば1杯だと次の食事まで持つか微妙なところでしょう。途中でお腹が空いてしまいそうです。

なか卯にはとん汁やサラダ、納豆と言ったサイドメニューもあるので、足りない分はそちらで補うのもありです。ただ、唐あげや肉すい等はカロリーが高いので気を付けてください。

なか卯の糖質は？糖質制限ダイエット向き？

次になか卯のメニューの糖質を確認しましょう。

メニュー	炭水化物（1人前）
親子丼（並）	96.5g
カツ丼（並）	114.4g
和風牛丼（並）	97.9g
プレミアムビーフカレー（並）	108.5g
きつねうどん（並）	65.5g
ざるそば（並）	80.8g

なか卯のメニューには食物繊維量が記載されていないため、今回は炭水化物量で表記しています。また、栄養成分一覧表には小数点第2位まで記載されていますが、今回は見やすいように四捨五入して小数点第1位までに収めています。

さて、この表から分かるように、なか卯のメニューは糖質が高めですね。これは、上記すべてのメニューがご飯か麺を含むためです。糖質制限中の方ならご存知のように、ご飯や麺は糖質が非常に高く、糖質制限中の摂取は基本的に禁止されています。

そのため、なか卯のメニューの多くは糖質制限ダイエット向きでないと言えるでしょう。ただ、なか卯のサイドメニューの中には糖質の低いものも存在しています。

メニュー	炭水化物（1人前）
牛皿	12.5g
唐あげ（5個）	17.4g
鮭	0.1g
みそ汁	7.3g
かき揚げ	19.0g

かき揚げや唐あげになると少しだけ糖質が高くなりますが、それでも糖質20g以下ですので糖質制限中でも口にできます。また、ご飯を含まない牛皿なら糖質12.5g以下。よしんば3杯食べてもスタンダード糖質制限1食分の目安に収められるのです。

このことから、糖質量を抑えるならサイドメニューを上手く使うのがポイントと言えるでしょう。要は主食を含まない系メニューが重要ということです。

なか卯の脂質はどのくらい？

次になか卯のメニューの脂質がどの程度か確認していきましょう。

メニュー	脂質（1人前）
親子丼（並）	15.2g
カツ丼（並）	29.3g
和風牛丼（並）	18.9g
プレミアムビーフカレー（並）	24.2g
きつねうどん（並）	13.3g
ざるそば（並）	3.1g

ざるそば以外のメニューは脂質が高めですね。特にカツ丼は揚げ物ですから、1杯で30g近い脂質量を持ちます。これだと1食の脂質摂取目安量を大幅にオーバーしてしまいますので、他の食事の脂質を減らす必要が出てきそうです。ちなみに、きつねうどんの脂質がやや高めなのは、油揚げのせいだと思われます。

ダイエット中は並盛で我慢しよう

なか卯では一部メニューを大盛や特盛にすることができます。ただ、並盛ですらカロリーが高いのですから、大盛や特盛にすれば摂取カロリーが1000kcalを超えても何らおかしくありません。ですので、ダイエット中ならミニ盛か並盛で我慢するようにしてください。

そして、足りないと思えばサラダなどのサイドメニューを注文し、空腹感を紛らわしましょう。

あなたも誰かをダイエットレスキュー！