ショートケーキと言えばスポンジケーキにクリームと苺をトッピングしたケーキのこと。数あるケーキの中でも人気が高く、一般的にケーキと聞けばショートケーキを想像する方も少なくないでしょう。ケーキ屋さんでは人気No1商品になっていることも多いですね。

今回はそんなショートケーキのカロリー、糖質、脂質を紹介します。

ショートケーキのカロリーは高め？太る？痩せる？

ショートケーキだけでは分かりにくいので、今回は代表的なケーキ類と比べてカロリーや糖質などを見ていきましょう。

ケーキの種類	カロリー（1切れあたり）
ショートケーキ	366kcal
チョコケーキ	438kcal
チーズケーキ	315kcal

今回はすべて6号サイズを8等分にした際の1切れを想定しています。上記から分かるようにショートケーキはチーズケーキとチョコケーキの間のカロリー量で、数あるケーキの中でも中間的な数値かもしれません。

ただ、ケーキ自体が高カロリーなことからダイエット中に食べにくいのは確かで、2個も食べれば1食分のカロリーをオーバーしてしまいます。

ちなみに、カロリーが高い主な原因はホイップクリームであり、スポンジ部分だけなら100kcal前後しかありません。また、苺も低カロリーですし、そもそも使用量が少なめです。

つまり、ショートケーキのカロリーはクリームの量に左右される部分が大きいです。クリームのたっぷりデコレーションされたショートケーキは美味しそうですが、それだけカロリーも高いと考えておくのが無難でしょう。

ダイエット中に食べるのなら食事の量を減らす、または運動でカロリー消費量を増やすなどの工夫を忘れないでください。

ショートケーキの糖質は？糖質制限ダイエット向き？

次にショートケーキの糖質を見ていきましょう。

ケーキの種類	糖質（1切れあたり）
ショートケーキ	28.6g
チョコケーキ	34.5g
チーズケーキ	16.8g

糖質についてもチョコケーキとチーズケーキの間くらいで、ケーキ類の基準と言えそうです。スタンダード糖質制限だと1食あたり40gしか糖質を摂取できませんから、ショートケーキを食べた場合は残り11.4gしかありません。

これだけの量で1食を終えるのは至難の業でしょう。また、リスクを2食に分散させたとしても1食あたり25.7g程度の糖質に抑える必要が出てきます。1食を20gに抑えるスーパー糖質制限などもありますから無理とは言いませんが、やはり辛いでしょう。

そのため、ショートケーキは糖質制限ダイエットに向かないと言わざるえません。ケーキ類なら、まだチーズケーキあたりにしておくのがおすすめです。

ちなみに、ショートケーキの糖質が高い理由はスポンジ、クリームの両方にあります。苺についてはフルーツの中で低糖質な部類ですので、そこまで気にする必要はないでしょう。

ショートケーキの脂質はどのくらい？

次にショートケーキの脂質を見ていきましょう。

ケーキの種類	脂質（1切れあたり）
ショートケーキ	25.3g
チョコケーキ	30.1g
チーズケーキ	24.4g

脂質についてはチーズケーキとほとんど差がありません。これは、チーズケーキに使われるクリームチーズの脂質が高いためでしょう。

1食分の脂質は16～20g程度に収めるべきと言われますので、ショートケーキだと1個で余裕のオーバーですね。これでは、脂質オーバーからの肥満を引き起こす恐れがあるかもしれません。

サイズが小さめのショートケーキを選ぶ。ショートケーキを食べた日は肉類を避ける。などの工夫で1日の脂質量が目安を超えないよう調整してください。

ヘルシーなショートケーキを自作

市販のものについては摂取量を減らすなどの工夫しかできませんが、自宅で作成するならヘルシーなショートケーキを再現することも可能です。たとえば、クリームと混ぜる砂糖はカロリーも糖質も高い調味料です。これを、カロリーや糖質のカットされた甘味料に置き換えることで、大幅なカロリー、糖質カットが期待されます。

また、小麦粉を大豆粉などに置き換えて糖質をカットする方法もあります。バターを使わずにカロリーや脂質を下げるのもいいですね。ネットには様々なヘルシーショートケーキのレシピが掲載されていますので、ぜひ先人の知恵を頼ってみてください。

あなたも誰かをダイエットレスキュー！