生地にバターを練りこみ、層にしてから焼いたものをクロワッサンと言います。そんなクロワッサンにチョコレートを入れたのがチョコクロワッサンです。サクサクした食感のクロワッサンとチョコレートの相性が良く、子供にも人気があります。

今回はそんなチョコクロワッサンのカロリー、糖質、脂質を考えていきましょう。

チョコクロワッサンのカロリーは高め？太る？痩せる？

本来は小麦粉などの材料から作るのが王道ですが、ネットのレシピを見てみるとチョコクロワッサンは冷凍のパイシートとチョコレートを用いて作る方が多いようです。確かに、これらの材料から作るのが最も簡単そうですし、カロリー計算も楽そうです。

材料	カロリー（100gあたり）
パイシート	368kcal
チョコレート	558kcal

パイシートは100gでちょうど1枚、チョコレートは半分程度だと考えてください。さて、今回はパイシート2枚に対して板チョコを1枚。つまり、パイシート200gとチョコレート50gでチョコクロワッサンを作ると仮定しましょう。

すると、パイシートのカロリーが736kcal、チョコレートのカロリーが279kcalですから、合計して1015kcalとなります。ただ、パイシート2枚も使って完成するチョコクロワッサンは1個ではありません。

今回は1枚のパイシートで2個、つまり上記の材料から4個作ったと仮定しましょう。そうすると、チョコクロワッサンのカロリーは以下のようになります。

• チョコクロワッサンのカロリー：254kcal/1個あたり

あくまでも一例ではありますが、今回のレシピだとチョコクロワッサンのカロリーは1個あたり254kcalでした。チョコレートが入る分、一般的なクロワッサンよりはカロリーが高めでしょう。

ただ、商品によってはサイズが小さく上記より低カロリーなこともあります。また、逆に1個のサイズが大きくカロリーが高いこともあるので気を付けましょう。

チョコクロワッサンの糖質は？糖質制限ダイエット向き？

カロリーと同じ方法で糖質も考えていきましょう。

材料	炭水化物（100gあたり）
パイシート	40.1g
チョコレート	55.8g

パイシートの糖質が分からないため、今回はどちらも炭水化物で表記しています。さて、パイシートが2枚だと炭水化物は80.2g、そしてチョコレートが50gで炭水化物は27.9gです。

これらの材料から完成するチョコクロワッサンの炭水化物量は108.1gですが、先ほども言ったように4個分を想定していますので1個あたりだと以下のような数字になります。

• チョコクロワッサンの炭水化物量：27.0g/1個あたり

こちらも目安のひとつではありますが、1個あたり炭水化物量27gとなりました。本来はここから食物繊維量を除いて糖質とするため、もう少しだけ数字は下がると思われます。ただ、25gを切るか否かくらいでしょう。

通常のクロワッサンと同じく高糖質な食品ですので、糖質制限中の摂取はなるべく避けるようにしてください。

チョコクロワッサンの脂質はどのくらい？

脂質も同じ方法で考えていきましょう。

材料	脂質（100gあたり）
パイシート	20.5g
チョコレート	34.1g

パイシート2枚の脂質が41g、チョコレート50gの脂質が約17.1gですから、4個分で脂質58.1gとなります。つまり、1個分の脂質は以下のようになるでしょう。

• チョコクロワッサンの脂質：14.5g/1個あたり

チョコレートの脂質が高いうえパイシートもバターが入っているため低脂質とは言えません。そのため、チョコクロワッサンも脂質が高めになります。1個で1食分に近い脂質量ですので気を付けましょう。

チョコレートは控えめに

今回の解説から分かるように、チョコレートはカロリーも糖質も脂質も高く、全てにおいてパイシートの数字を上回っています。そのため、チョコレートの量が増えれば増えるほどにカロリーや糖質、脂質は高くなります。

チョコクロワッサンを自作する際はチョコレートの量を控えめにしておきましょう。また、スーパーやコンビニで購入する場合はチョコレートが少なく小さめのものを選んでください。よく分からない時はパッケージ裏面などの栄養成分を確認しましょう。

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