2018/02/15更新
小豆のカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?
小豆は茶色くて小さな豆のことで、主に餡子の材料に用いられます。また、煮たものを寒天に加えることで羊羹を作成したり、餅と組み合わせておしるこを作ったりと用途はなかなかに多いです。
今回はそんな小豆のカロリー、糖質、脂質を紹介します。
小豆のカロリーは高め?太る?痩せる?
まずは小豆のカロリーから見ていきましょう。
種類 | カロリー(100gあたり) |
---|---|
小豆(乾燥) | 339kcal |
小豆(茹で) | 143kcal |
小豆は乾燥した状態と茹でたものでカロリー量が変わってきます。当然ながら茹でることで小豆の含有する水分量が増えるわけですから、重さに対するカロリー量は減少します。
小豆を乾燥したままの状態で使用することは少ないですし、参考になるのは茹でた方の数字でしょう。既に茹であがったものを缶詰で販売していることも多いです。
さて、100gあたり143kcalと言えば、脂身の少ない肉類と同じくらいの数字です。一気に100gも使うことは少ないかもしれませんが、ここから餡子にすると水分量が少し減るうえ、100gあたり400kcal近く含む砂糖をたっぷり加えるわけですから、摂取量には注意が必要でしょう。
また、他の和菓子などにする場合も同じことです。小豆は砂糖と組み合わせて使うことが多いため、100gあたり143kcal以上は摂取すると考えるのが無難です。
小豆の糖質は?糖質制限ダイエット向き?
次に小豆の糖質を見ていきましょう。
種類 | 糖質(100gあたり) |
---|---|
小豆(乾燥) | 40.9g |
小豆(茹で) | 12.6g |
糖質についても茹でた方は水分量が多くなるため、数字が低めになります。乾燥した状態の100gだとスタンダード糖質制限の1食分である40gを超えてしまうものの、茹でた状態なら1/3以下ですから、糖質制限中でも口にできるでしょう。
ただ、上記の小豆は砂糖などの調味料を加えていない状態です。たとえば、餡子にするなら100gあたり60g程度の砂糖を加えるわけですから、当然ながら糖質は一気に高くなります。
100gあたり50g程度の糖質になることもありますので、糖質制限中の餡子は基本的に厳禁だと考えてください。ただ、糖質のカットされた甘味料を用いる場合は別です。これなら餡子の糖質が小豆の糖質と同じ程度になりますから、糖質制限中でも食べることができるでしょう。
小豆と砂糖の組み合わせは基本NGですので、和菓子が好きな方はぜひ甘味料をひとつ用意してください。
小豆の脂質はどのくらい?
次に小豆の脂質を見ていきましょう。
種類 | 脂質(100gあたり) |
---|---|
小豆(乾燥) | 2.2g |
小豆(茹で) | 0.4g |
小豆はそもそもの脂質量が低めですね。1食分の脂質目安が16~20gですので、乾燥した状態の小豆を800g程度食べても問題ありません。茹でるとさらに脂質は減るため、脂質については特に気にするほどでもないでしょう。
餡子にしたとしても、砂糖がほぼ脂質を含まないことから脂質が高くなることはありません。また、餅と組み合わせておしるこにしても、寒天と組み合わせて羊羹にしても、脂質はそう増えないでしょう。
餡子のカロリーや糖質はどのくらい?
やはり小豆と言えば餡子でしょう。先ほど言ったように、他にも用途のある食材ではありますが、最も需要が高いのは餡子だと思われます。そこで、最後に小豆を用いた餡子のカロリーや糖質も確認しておきましょう。
餡子の種類 | カロリー | 糖質 | 脂質 |
---|---|---|---|
こしあん(100g) | 240kcal | 47.1g | 0.6g |
つぶあん(100g) | 244kcal | 48.3g | 0.6g |
上記のように、とにかく餡子は糖質が高いです。100gあたり60g程度の砂糖を加えるのですから当然と言えば当然ですね。また、カロリーも茹で小豆から随分と高くなっているのが分かります。
これらを使ってお菓子類を作る場合、小麦粉なども用いるわけですから、糖質制限的には完全にNGな食品が出来上がるでしょう。もちろん、カロリーも高くなりますので、ダイエットにはまずおすすめできません。
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