2018/02/15更新
カレーのカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?
カレーは多くの香辛料を用いて作るインド料理のひとつ。インドと言えばカレーというイメージの方も少なくないでしょう。ただ、日本のカレーは白米を用いて作るカレーライスが基本で、味付けも本場のものとは違うことが多いです。
今回はそんなカレーのカロリー、糖質、脂質を紹介します。
カレーのカロリーは高め?太る?痩せる?
まずはカレーのカロリーから見ていきましょう。
種類 | カロリー |
---|---|
カレー(1杯約250g) | 425kcal |
ライス(1杯分260g) | 437kcal |
ナン(1枚100g) | 262kcal |
レシピによって異なりますが、ライスを含まない状態のカレーが1杯分で425kcalとされています。カレーライスの場合は一般的な1杯より多くご飯を使用するため、今回はライス1杯を260gと想定し、これをカレーのカロリーにプラスするとカレーライスのカロリーが出てきます。
つまり、カレーライス1人前のカロリーは862kcalほどということです。そもそも、カレーだけの時点でカロリーが高いうえ、ライスの方も同程度のカロリーを持ちますから、カロリーが高くなるのは当然でしょう。
カロリー摂取量の目安としては、成人男性で1食あたり600~700kcalですので、上記の通りだとカレー1杯で摂取目安を200kcal近くもオーバーしてしまいます。
ナン1枚とのセットなら687kcalでギリギリ700kcal以内に収まるものの、少し肉の量が多かったり、油の使用量が多ければアウトです。そのため、何も対策なしにカレーを食べるのはやや危険と言えるでしょう。
カレーの糖質は?糖質制限ダイエット向き?
次にカレーの糖質を見ていきましょう。
種類 | 糖質 |
---|---|
カレー(1杯約250g) | 28.8g |
ライス(1杯分260g) | 95.7g |
ナン(1枚100g) | 45.6g |
まず、知っておいてほしいのがスタンダード糖質制限では1食あたり40gまでしか糖質を摂取できないことです。つまり、ライスなどを含まないカレーのみを食べるのであればセーフですが、ライスやナンをセットにすれば確実に糖質の摂取目安を超えてしまいます。
特にライスとのセットがひどい糖質量で、カレーライス1人前なら124.5gほど。これはスタンダード糖質制限の1日の摂取目安を超える数字です。
そのため、糖質制限中にカレーライス、またはカレーとナンのセットは摂取しないようにしてください。
カレーの脂質はどのくらい?
次にカレーの脂質を見ていきましょう。
種類 | 脂質 |
---|---|
カレー(1杯約250g) | 25.8g |
ライス(1杯分260g) | 0.8g |
ナン(1枚100g) | 3.4g |
1食の脂質摂取目安量は16~20gですので、脂質についてはカレーのみの時点でオーバーです。むしろ、ライスやナンはあまり脂質を含んでおらず、セットにしても大した脂質増加はありません。
カレーだけで脂質が25g以上になってしまうのは、食材に豚肉などの肉類が使われるうえ、調理時に油を用いるからでしょう。また、カレールーの脂質も決して低くありません。
カレーに使用する食材のカロリーや糖質
最後に、カレーに必要な材料のカロリーや糖質、脂質を知っておきましょう。そうすることで、カレーのカロリーや糖質量をある程度は操作できるようになるはずです。
カレーの材料 | カロリー | 糖質 | 脂質 |
---|---|---|---|
カレールー(20g) | 102kcal | 8.2g | 6.8g |
じゃがいも(100g) | 76kcal | 16.3g | 0.1g |
たまねぎ(100g) | 37kcal | 7.2g | 0.1g |
にんじん(100g) | 37kcal | 6.5g | 0.1g |
豚バラ肉(100g) | 386kcal | 0.1g | 34.6g |
豚肩肉(100g) | 216kcal | 0.2g | 14.6g |
上記の表から分かるよう、特に豚肉のカロリーが高いです。よく用いられるバラ肉だと100gあたり386kcalもありますから、出来るだけ脂身の少ない肩肉などを使用してください。また、肉類をやや少なめにすることも大切です。
野菜類だとじゃがいもが高糖質で糖質制限的にはアウトです。完全にシャットアウトしろとは言いませんが、糖質制限中なら少し量を減らした方が良いと思われます。
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