2018/02/15更新
泡盛のカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?
泡盛は主にタイ米を原料とし、黒麹菌を用いて作る蒸留酒のことです。琉球諸島で作られるお酒のひとつであり、そのまま飲むだけでなく沖縄料理に調味料としても使われます。また、沖縄にはカラカラと呼ばれる泡盛用の器が存在します。
今回はそんな泡盛のカロリー、糖質、脂質を紹介しましょう。
泡盛のカロリーは高め?太る?痩せる?
蒸留酒には糖質や脂質、タンパク質などの成分がほとんど含まれないため、基本的にアルコール度数によってカロリー量が決定します。
たとえば、一般的な泡盛はアルコール度数が30%前後と言われています。そして、アルコール1gに含まれるカロリーが約7kcalですから、一般的な泡盛だと100mlあたり約210kcalです。
- 泡盛のカロリー:210kcal/100mlあたり
ただ、泡盛のアルコール度数については商品によって変わります。泡盛を3年以上貯蔵したものを古酒(クース)と呼ぶのですが、中にはアルコール度数が43%程度あるものも存在します。
アルコール度数が43%の場合は、「7×43=301」で100mlあたり301kcalも含まれることになるのです。これだと、1食に摂取できるカロリーの半分程度はあります。
そのため、数字だけを見れば泡盛は高カロリーなお酒ということになりますが、糖質や脂質などが含まれないと言ったことから分かるように、泡盛に含まれるカロリーのほぼ全てはアルコールによるものです。
この、アルコールによるカロリーはエンプティカロリーと呼ばれるもので、体内に蓄積されない性質を持つと言われています。つまり、その通りであれば泡盛を200ml、300mlと摂取しても太ることはありません。
とはいえ、飲みすぎは二日酔いなどの原因になりますし、酔いが回ると自制心がきかなくなり、おつまみなどを多く摂取してしまいがちです。しかも、場合によってはおつまみを摂取した事実を覚えていないこともあります。
アルコール度数30%だと炭酸水などで割ってもそれなりのアルコールを含みますので、酔いが酷くならない程度。ほどほどの量で楽しみましょう。
泡盛の糖質は?糖質制限ダイエット向き?
泡盛は蒸留酒ですから糖質はほぼ含まれないと考えていいでしょう。タイ米などが原料なことから、日本酒と同じく糖質を含むのではないかと思われがちなのですが、泡盛など蒸留酒の場合は気化したアルコールを液体にするため、原材料の糖質が含まれることはないのです。
要は、お米の炭水化物までは一緒に気化しないということです。そのため、パッケージの栄養成分表などを見ると炭水化物量が0gか0gに限りなく近い数字になっているでしょう。糖質は炭水化物から食物繊維を除いたものですので、炭水化物が0gであれば糖質も0gとなります。
- 泡盛の糖質:0g/100mlあたり
他の蒸留酒にも同じことが言えますが、泡盛が糖質制限向けなのは間違いないでしょう。
泡盛の脂質はどのくらい?
次に泡盛の脂質を見ていきましょう。
- 泡盛の脂質:0g/100mlあたり
泡盛は糖質だけでなく、脂質もほぼ含まれないお酒です。これは、蒸留酒だからというよりも、そもそもお酒類は一部を除いて基本的に脂質を含みません。油を浮かべるようなお酒があれば別ですが、滅多にないでしょう。そのため、脂質については意識することなく摂取できます。
ビールや日本酒と比較してみよう
最後に、お酒の中でも消費量が多いであろうビールや日本酒とカロリーや糖質を比較してみましょう。
お酒の種類 | カロリー | 糖質 | 脂質 |
---|---|---|---|
泡盛(100ml) | 210kcal | 0.0g | 0.0g |
日本酒(100ml) | 109kcal | 4.9g | 0.0g |
ビール(100ml) | 40kcal | 3.1g | 0.0g |
このように、日本酒やビールは糖質を含みますから、糖質制限にはあまり向きません。特にビールの場合は1缶で350mlもありますから、1缶だと140kcalと約10.9gの糖質を摂取することになります。
ちなみに、上記でみると泡盛のカロリーが高いようにも感じますが、ストレートではなく炭酸水で割ることが多いため、実際には100mlあたり100kcal以下に落ちることも少なくないです。なお、この時に甘い炭酸水。いわゆるサイダーを使用してしまうと糖質が高くなりますから、出来るだけ甘みを含まない炭酸水を使用してください。
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