2018/02/15更新
片栗粉のカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?
片栗粉はじゃがいもから製造される粉類のこと。とろみをつけるために利用されることが多く、かに玉や麻婆豆腐などの中華料理には必須ともいえる食材です。また、唐揚げ等の揚げ物にも利用されることから、家庭に1つはストックしているでしょう。そんな片栗粉のカロリーや糖質を紹介します。
片栗粉のカロリーは高め?太る?痩せる?
まずは片栗粉のカロリーを見ていきましょう。今回は分かりやすいよう、他の粉類と比較しつつ確認していきます。
種類 | カロリー(100gあたり) |
---|---|
片栗粉 | 330kcal |
薄力粉 | 368kcal |
上新粉 | 362kcal |
こうしてみると、粉類の中では片栗粉が少しだけ低カロリーと分かります。とはいえ、どの粉類も高カロリーなことは確かです。ダイエット中ならなるべく使用量を少なめにしておくのが無難でしょう。
ただ、片栗粉は薄力粉や上新粉と違って大量に使用することが少なめです。揚げ物の衣や中華料理のとろみ付けが基本用途ですからね。一気に1カップ(110g)も使うことはそうそうないでしょう。そう考えると、片栗粉によるカロリーの増加はそうないのかもしれません。
問題は片栗粉自体のカロリーではなく、使用した料理のカロリーの方でしょう。つまり、唐揚げやかに玉など。いくら片栗粉の使用量が少なくとも、料理のカロリーが高ければ意味がありませんからね。
片栗粉の糖質は?糖質制限ダイエット向き?
次に片栗粉の糖質を見ていきましょう。
種類 | 糖質(100gあたり) |
---|---|
片栗粉 | 81.6g |
薄力粉 | 73.4g |
上新粉 | 77.9g |
この表から分かるように粉類は全体的に糖質が高く、その中でも片栗粉は特に高糖質です。重量に対して8割程度の糖質をもつわけですからね。少しの使用が料理の糖質を大幅に増やすこともあるでしょう。
とはいえ、先ほども言ったように薄力粉などに比べて使用量が少なめな傾向にあるため、100gあたりの糖質量は高くとも、実際に摂取する際の糖質量はそう高くないかもしれません。たとえば、あんかけチャーハンは高糖質料理ですが、その糖質の大きな原因はご飯の方です。
ちなみに、片栗粉の原材料であるじゃがいもの糖質は100gあたり16.3g程度です。つまり、片栗粉になることで5倍近くの糖質量になっています。これは、じゃがいもの糖質がデンプンから作られており、そのデンプンを抜き出したのが片栗粉なせいと言われています。つまり、片栗粉はじゃがいもから糖質を抽出したような存在とも言えるわけです。
片栗粉の脂質はどのくらい?
次に片栗粉の脂質を見ていきましょう。
種類 | 脂質(100gあたり) |
---|---|
片栗粉 | 0.1g |
薄力粉 | 1.7g |
上新粉 | 0.9g |
原材料のじゃがいもに脂質がほとんど含まれないこともあり、片栗粉の脂質は非常に低いものとなっています。薄力粉と比較すれば17分の1程度ですので、片栗粉の使用による脂質過多はまずなさそうです。ただ、片栗粉は唐揚げに使われやすいのが問題ですね。
唐揚げは当然ながら油を用いて作るため、どうしても脂質が高くなってしまいます。片栗粉のせいではないにせよ、結果として脂質摂取量が高くなってしまうのは事実です。そのため、脂質が気になるなら揚げ物は避けるようにしましょう。
揚げ物や中華料理はダイエットに向かない?
片栗粉はカロリーや糖質が高めの食材ですが、使用量がそう多くないことからダイエット中でも口にすることはできます。ただ、片栗粉を使う料理が唐揚げなどの揚げ物や、あんかけチャーハンやかに玉などの中華料理というのがよくありません。
唐揚げは油を用いるためカロリーが高くなりがちですし、中華料理も味が濃い目なことが多くカロリーや糖質が高くなりがち。特に外食店で登場する料理は高カロリー高糖質が普通だったりします。要は、片栗粉のカロリーや糖質よりも、片栗粉を使用した料理のカロリーや糖質に注目してほしいということです。
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