2018/02/15更新
蒸留酒のカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?
蒸留酒はウォッカやジンなど醸造酒を蒸留して作るお酒のことを指します。一般的にアルコール度数が高いと言われており、やや上級者向けのお酒ともいえるかもしれません。そんな蒸留酒にカロリーや糖質、脂質がどのくらい含まれているのか、気になりませんか。今回は蒸留酒がダイエットに向いているか考えていきましょう。
蒸留酒のカロリーは高め?太る?痩せる?
まずは蒸留酒のカロリーから見ていきましょう。
蒸留酒の種類 | カロリー(100gあたり) |
---|---|
焼酎 | 206kcal |
ウォッカ | 240kcal |
ジン | 284kcal |
ラム酒 | 240kcal |
ウィスキー | 237kcal |
お酒はアルコール度数が高いほどカロリーも高い傾向にあると言われています。そして、蒸留酒は冒頭で説明したようにアルコール度数が高めですので、結果としてカロリーが高めになります。ジンやウォッカ、ウィスキーなどは40度近いアルコール度数を持ちますからね。カロリーもビールなどの低度数なお酒とは比べ物になりません。
ただ、アルコールのカロリーについてはやや特殊で、「エンプティ(空っぽ)カロリー」と呼ばれており、体内に蓄積されにくいと言われているのです。そのため、蒸留酒のカロリーが高いからと言って、必ずしも太りやすいとは限りません。
特に蒸留酒はビールなどと違ってほぼアルコールによるカロリーで構成されますので、お酒類の中でも比較的、太りにくいと言えるでしょう。とはいえ、おつまみなどの問題もありますし飲みすぎはおすすめできません。
また、アルコールが強いお酒ばかりですので、過度な摂取をしてしまうと酔いに悩まされる可能性が高いですよ。
蒸留酒の糖質は?糖質制限ダイエット向き?
次に蒸留酒の糖質を見ていきましょう。
蒸留酒の種類 | 糖質(100gあたり) |
---|---|
焼酎 | 0g |
ウォッカ | 0g |
ジン | 0.1g |
ラム酒 | 0.1g |
ウィスキー | 0g |
蒸留酒とは、水とアルコールの沸点が違うことを利用してアルコール度数を上げたお酒です。ご存知のように、水は約100度を沸点としますが、アルコールは約78度を沸点とします。つまり、水よりもアルコールの方が低い温度で気化するわけです。
これを利用し、アルコール分だけをうまく集めたのが蒸留酒であり、この製造過程において醸造酒に含まれていた糖質がカットされるため、蒸留酒にはほぼ糖質が含まれません。ちなみに、気化しないで残った液体は蒸留残液となります。
このことから、蒸留酒にはほぼ糖質が含まれないわけですから、糖質制限にぴったりのお酒と言えるでしょう。糖質制限中ならビールなど糖質を多く含むお酒よりも、蒸留酒を注文するのがよさそうです。
蒸留酒の脂質はどのくらい?
次に蒸留酒の脂質を見ていきましょう。
蒸留酒の種類 | 脂質(100gあたり) |
---|---|
焼酎 | 0g |
ウォッカ | 0g |
ジン | 0g |
ラム酒 | 0g |
ウィスキー | 0g |
糖質同様、蒸留酒には脂質もほぼ含まれません。というよりも、脂質については蒸留酒に限らずお酒類全般がほぼ含有していません。そのため、アルコールの摂取において脂質を気にする必要はないでしょう。問題があるとすれば、それはおつまみの食べ過ぎだと思います。チーズ類やツナなど、おつまみ向けの食品は意外と脂質が高いものも多いので気を付けなくてはなりません。
蒸留酒の飲みすぎは厳禁
エンプティカロリーが体内に蓄積されにくいうえ、糖質や脂質をほぼ含まない蒸留酒はダイエット中でも比較的、口にしやすいアルコールと言えるかもしれません。ただ、他の項目で話したようにアルコール度数が非常に高いお酒ですので、飲みすぎは避けた方がいいでしょう。
アルコールの過剰摂取は肝臓への負担を大きくしますし、単純に二日酔いなどのリスクを上昇させます。また、アルコールには満腹中枢を麻痺させたり、自制心を欠如させる働きがあります。つまり、過度なアルコールの摂取はおつまみの過剰摂取につながるわけです。こういった点を踏まえ、自分なりに摂取量を調整してください。
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