ほっともっとはから揚弁当や焼肉弁当などを販売するお弁当屋さん。日本全国だけでなく、中国や韓国といった海外にまで展開しており、日本においては持ち帰り弁当業界で最高の店舗数を持つと言われています。需要の高さからか、道路沿いなどによく設置されているので皆さんも一度は目にしたことがあるでしょう。

今回はそんな、ほっともっとのメニューのカロリー、糖質、脂質を調べてみました。

ほっともっとのカロリーは高め？太る？痩せる？

ほっともっとの公式サイトでは各メニューのカロリー、炭水化物、脂質量をきちんと表記していますので、今回は人気が高いであろう商品をピックアップしてカロリー量を比較してみましょう。

メニュー	カロリー
から揚弁当	725kcal
焼肉弁当	730kcal
デミグラスハンバーグ弁当	751kcal
チキン南蛮弁当	892kcal
ロースとんかつ弁当	811kcal
和風幕の内弁当	694kcal
のり弁当	681kcal

今回は全てライスを普通盛りにした時の数字を記載しています。上記の中で、一般的な成人男性の1食分である600～700kcalに収まるのは和風幕の内弁当とのり弁当のみです。他のメニューに関しては700kcalを超えていますので、まるまる食べてしまえばカロリーオーバーということになります。

特に揚げ物系はカロリーが高い傾向にあり、ロースとんかつ弁当やチキン南蛮弁当は1人前で800kcalを超えています。たとえライスを小盛にしたとしても700kcalは超えてしまうため、ダイエット中に注文するのはよした方がいいでしょう。

ダイエット中なら和風幕の内弁当やのり弁当など、シンプルでヘルシーな傾向にある商品を選んでください。とはいえ、それでも摂取カロリーギリギリなわけですから、飲料をカロリーが含まれないお茶にするなど工夫が必要になってきます。また、栄養バランスが良いとは言いづらいので毎日の摂取はやめておくのが無難です。

ほっともっとの糖質は？糖質制限ダイエット向き？

次にほっともっとのメニューの糖質を紹介するのですが、先ほども言ったように炭水化物で表記されていますので、今回はそちらの数字を記載しています。

メニュー	炭水化物
から揚弁当	103.3g
焼肉弁当	105.7g
デミグラスハンバーグ弁当	121.0g
チキン南蛮弁当	128.9g
ロースとんかつ弁当	125.9g
和風幕の内弁当	98.9g
のり弁当	116.6g

弁当という時点で予想のついた方も多いでしょう。そう、ほっともっとのメインメニューはライスを含みますので糖質が非常に高いです。ほとんどのものは炭水化物量が100gオーバーですので、糖質制限中にはまず口にできません。

そこで利用したいのが、おかず単品のメニューです。

メニュー	炭水化物
から揚（おかずのみ）	15.7g
焼肉（おかずのみ）	18.2g
チキン南蛮（おかずのみ）	41.3g
ロースとんかつ（おかずのみ）	38.4g
野菜サラダ	5.8g
特製豚汁	7.8g

全てのメニューに存在するわけではありませんし、おかず単品でも糖質が高めのメニューもありますが、から揚や焼肉などは糖質20g以下です。ここに野菜サラダや特製豚汁を追加しても、スタンダード糖質制限の1食分である糖質40g以内に収められるでしょう。

ほっともっとの脂質はどのくらい？

次にほっともっとのメニューの脂質を見ていきましょう。

メニュー	脂質
から揚弁当	18.6g
焼肉弁当	24.5g
デミグラスハンバーグ弁当	20.2g
チキン南蛮弁当	27.6g
ロースとんかつ弁当	24.6g
和風幕の内弁当	21.8g
のり弁当	16.4g

脂質摂取目安量は男性で1食あたり21g前後、女性で16g前後です。つまり、女性だとギリギリのり弁当が食べられるかどうか。男性なら加えて、から揚弁当とデミグラスハンバーグ弁当が平気そうです。

他のメニューに関しては脂質が高く、食べるなら他の食事で調整する必要が出てくるでしょう。カロリーや糖質と同じ、脂質も全体的に高めだと考えてください。

ライス小盛とサラダを組み合わせよう

ほっともっとのメニューは全体的にカロリーが高く、700kcalを超えるメニューも少なくありません。ただ、ライス小盛を選択すれば、700kcal以内に収められる可能性は十分にありますので、ダイエット中はなるべくライス小盛を選択し、そこにサラダをプラスする形をとってください。

野菜サラダなら1個あたり33kcalですし、弁当だけでは偏りがちな栄養バランスを多少は改善できると思われます。

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