2018/02/15更新
くずきりのカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?
くずきりは葛粉を水で溶かしたのち、型に入れて加熱することで板状に固め、最後はうどんのように細長く切って完成させる食品のことで、主に甘い蜜をかけていただきます。また、乾燥したものを鍋の具材として用いることもあります。
今回はそんなくずきりのカロリー、糖質、脂質についてです。
くずきりのカロリーは高め?太る?痩せる?
まずはくずきりのカロリーを見ていきましょう。
種類 | カロリー(100gあたり) |
---|---|
くずきり(茹で) | 135kcal |
くずきり(乾燥) | 356kcal |
くずきりは茹でることで容積が約3.5倍に膨らむと言われています。そのため、茹でた状態と乾燥した状態ではカロリー量が大きく変わってくるのです。重さを計るときは余計な水分などのない乾燥した状態の方が楽でしょう。
くずきりは1食分が茹でた状態の100gとされますので、1杯あたり135kcalは摂取すると考えてください。また、くずきりには通常、黒蜜などをかけていただくため、もう少しカロリーが高くなると考えるのが妥当でしょう。
黒蜜は100gあたり199kcalもありますから、かけすぎないよう気を付けてください。カロリーが心配な場合はお酢などにしておくといいかもしれません。
鍋に使用する時は入れすぎに注意。乾燥した状態だと量が少なく感じますが、先ほど言ったように3.5倍程度に膨らみますから少量でも食べ応えがあります。多めに入れてしまい、全部食べるハメになってしまえば摂取カロリーが高くなりすぎることもあるでしょう。
くずきりの糖質は?糖質制限ダイエット向き?
次にくずきりの糖質を見ていきましょう。
種類 | 糖質(100gあたり) |
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くずきり(茹で) | 32.5g |
くずきり(乾燥) | 86.8g |
何となくヘルシーなイメージを持つくずきりですが、糖質は高めだと上記の表から分かります。特に乾燥した状態だと100gあたり86.8gもあるわけですから、ほぼ糖質の塊と言えるでしょう。パンの材料である小麦粉よりも高糖質な食品です。
茹でることで水分量が増えるため、一応は32.5gまで下がるものの、これでも十分に高糖質です。スタンダード糖質制限なら1食あたり40gまでしか糖質を摂取できませんので、くずきり1杯でほぼ1食分。黒蜜をたっぷりかければ1杯で40gを超えてしまうかもしれません。
しかし、くずきり1杯で1食分の満足度を得るのは難しいですね。そのため、くずきりは糖質制限ダイエットに向かないと言えるでしょう。春雨などにも言えることですが、ヘルシーなイメージとは裏腹に糖質の高い食品は意外と多いです。勝手なイメージで摂り入れず、まずはきちんと糖質量を確認する癖をつけましょう。
くずきりの脂質はどのくらい?
次にくずきりの脂質を見ていきましょう。
種類 | 脂質(100gあたり) |
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くずきり(茹で) | 0.1g |
くずきり(乾燥) | 0.2g |
脂質についてはまったく問題なさそうです。乾燥した状態でも100gあたり0.2gしかありませんので、まず脂質オーバーの原因になることはありません。脂質は1食あたり16~20g前後まで摂取できます。
また、黒蜜についても脂質はほとんど含まないため、くずきりの摂取によって脂質オーバーになることは滅多にないでしょう。フルーツが添えられることもありますが、フルーツも一部を除いて脂質をほぼ含みません。
くずきりを食べるときの注意点
糖質こそ高いものの、カロリーや脂質は低めなわけですから、くずきりはダイエットに使える食品と言えるでしょう。ただ、何度か話したように黒蜜をかけすぎればカロリーや糖質が高くなります。黒蜜の量はほどほどに。できればカロリーの低いお酢などにしておきましょう。
また、くずきりはよく噛んで食べることを意識してください。くずきりはあまり噛まずに飲み込めてしまう食品ですが、噛まずにどんどん食べてしまうと摂取量が増えてしまいがちです。逆に、よく噛んで食べることで満腹中枢を刺激できますので、食べる量が自然と減少するでしょう。いつもチュルチュルと流し込んでしまう方はぜひ試してみてください。
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