2018/02/15更新
ココナッツミルクのカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?
ココナッツミルクはまだ熟していないココナッツの種子の胚乳から搾取される液体のことです。主に東南アジアで料理に用いることが多く、スパイスとの相性が良いことからカレーに加えることもしばしば。最近は日本でも見かけることが多くなりました。
今回はそんなココナッツミルクのカロリー、糖質、脂質を紹介します。
ココナッツミルクのカロリーは高め?太る?痩せる?
まずはココナッツミルクのカロリーを見ていきましょう。
種類 | カロリー(100gあたり) |
---|---|
ココナッツミルク | 150kcal |
牛乳 | 67kcal |
低脂肪乳 | 46kcal |
豆乳 | 46kcal |
今回は分かりやすいよう、牛乳や豆乳とカロリー量を比較してみました。上記の表から分かるように、ココナッツミルクは牛乳などと比べて非常に高カロリーです。一般的な牛乳の2倍以上、低脂肪乳や豆乳の3倍以上のカロリーを含んでいます。
そのため、普通の牛乳感覚で使うと思っていたよりも料理のカロリーが高くなってしまうかもしれません。栄養素が豊富というメリットが無いわけではありませんが、ダイエット中に気軽に使用できるものではなさそうです。
料理に使う場合も全てココナッツミルクにするのではなく、低脂肪乳などと混ぜてカロリー量を調整するのがいいでしょう。特にミルクを中心にした料理だと使用量が多いため、ココナッツミルク単体と混ぜたものではけっこうな差が出ると思われます。
ただ、隠し味に少量を使う程度なら問題ないかもしれません。20g程度の使用ならカロリーも30kcalほどです。
ココナッツミルクの糖質は?糖質制限ダイエット向き?
次にココナッツミルクの糖質を見ていきましょう。
種類 | 糖質(100gあたり) |
---|---|
ココナッツミルク | 2.6g |
牛乳 | 4.8g |
低脂肪乳 | 5.5g |
豆乳 | 2.9g |
上記の表から分かるように、ココナッツミルクのメリットはカロリーよりも糖質にあると言えます。一般的な牛乳は意外と糖質が高く、100gあたり4.8gもあるわけですが、ココナッツミルクなら100gあたり2.6gと半分程度になります。
使用量が100gなら2.2gの差ですが、200gなら4.4g、300gなら6.6gと使用量が増えるごとに糖質量の差が大きくなってきます。糖質5gを超えると馬鹿にできない差ですので、糖質制限中の方はココナッツミルクを利用するのもいいでしょう。
牛乳より低糖質で有名な豆乳より、さらに低糖質なわけですからね。
ココナッツミルクの脂質はどのくらい?
次にココナッツミルクの脂質を見ていきましょう。
種類 | 脂質(100gあたり) |
---|---|
ココナッツミルク | 16.0g |
牛乳 | 3.8g |
低脂肪乳 | 1.0g |
豆乳 | 2.0g |
残念ながらココナッツミルクは100gあたり16gと豊富な脂質を持つ食品です。普通の牛乳と比べても4倍以上、豆乳と比べても8倍程度、低脂肪乳と比べると16倍程度にもなってしまいます。
脂質は摂取目安が1食あたり16~20g前後です。つまり、ココナッツミルク100gが加わった料理なら脂質オーバーの危険性が高いでしょう。普通の牛乳感覚で使用すると痛い目を見るかもしれません。
ココナッツミルクはカロリーだけでなく脂質も高い食品。この事実をきちんと頭の中に入れておいてください。
甘いココナッツミルクには注意
今回の説明からココナッツミルクは牛乳などに比べて糖質が低く、糖質制限中でも摂取しやすい食品だと分かりました。ただ、市販のココナッツミルクの中には砂糖や甘味料を加えて甘みを強くしているものもあります。
これを「100gあたり2.6gの糖質量だから安心」なんて考えで利用してしまうと、料理の糖質量が大変なことになるかもしれません。口にしてみて甘いと思えば砂糖などが加わっている可能性が高いでしょう。購入前にはパッケージの栄養成分で炭水化物の項目を確認しておいてください。炭水化物=糖質ではありませんが、それでおおよその数字が分かります。
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