2018/02/15更新
酢のカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?
酢は酢酸が3~5%ほど含まれた酸味のある調味料で、肉を柔らかくする効果があることから肉類を使った料理に活用されます。代表的なものとしては酢豚でしょうか。ちなみに、酢を飲むと体が柔らかくなるというのは誤解で、あれはサーカス団の団員が疲労回復に用いていたのが間違って広まった結果のようです。
今回はそんな酢のカロリー、糖質、脂質を紹介します。
酢のカロリーは高め?太る?痩せる?
酢と一口に言っても様々な種類がありますね。今回は代表的に酢のカロリーを比較してみましょう。
酢の種類 | カロリー(100gあたり) |
---|---|
穀物酢 | 25kcal |
黒酢 | 54kcal |
米酢 | 46kcal |
りんご酢 | 26kcal |
ぶどう酢 | 22kcal |
いわゆる一般的な酢が穀物酢です。こうしてみると、酢は全体的にカロリーが低めだと分かります。黒酢などは100gあたりにするとややカロリーが高めにも感じますが、料理をする方ならご存知のように、酢を1回で100gも使うことはそうありません。
ただ、多少の差でも毎日となると大きな差になってきますので、気になる方は黒酢や米酢ではなく、穀物酢やぶどう酢などを利用するといいかもしれません。
ただ、果実酢の場合は商品によって砂糖が加わっているようです。この場合はカロリーが高くなっている可能性もありますので、商品購入前にはパッケージの栄養成分を確認しておきましょう。
また、酢は肉類に使われやすい点にも注意。酢自体のカロリーは問題ありませんが、肉類は全体的にカロリーが高めです。特に牛と豚はカロリーが高い傾向にあるので気を付けましょう。
酢の糖質は?糖質制限ダイエット向き?
次に酢の糖質を見ていきましょう。
酢の種類 | 糖質(100gあたり) |
---|---|
穀物酢 | 2.4g |
黒酢 | 9.0g |
米酢 | 7.4g |
りんご酢 | 2.4g |
ぶどう酢 | 1.2g |
おおむねカロリーに比例した糖質量と言えそうです。カロリーの高めだった米酢、黒酢あたりが高糖質です。酢を1回で100gも使うことはそうありませんが、糖質制限中の場合は糖質2gや3gが大きく影響することもありますので、心配なら黒酢や米酢の使用は控えた方がよさそうです。
とはいえ、果実酢はやや使いづらさを感じることがありますし、先ほど言ったように砂糖が加わっていることもあります。ですので、無難に穀物酢にしておくのがいいかもしれません。
ちなみに、米酢や黒酢の糖質が高めなのは米が用いられるためです。米酢については名前から見当がつくでしょう。黒酢はそれを上回る量の米が使用されるため、上記のように糖質が高くなります。
酢の脂質はどのくらい?
次に酢の脂質を見ていきましょう。
酢の種類 | 脂質(100gあたり) |
---|---|
穀物酢 | 0.0g |
黒酢 | 0.0g |
米酢 | 0.0g |
りんご酢 | 0.0g |
ぶどう酢 | 0.0g |
脂質については見事にどの種類も0g。つまり、ほぼ脂質を含んでいません。そもそも、調味料の多くは脂質をほとんど含みません。脂質を多く含むのは卵が使われるマヨネーズや油類などです。
話がそれましたが、酢については大量に摂取しても脂質オーバーの心配はないでしょう。ただ、酢を使った肉料理については話が別です。肉類はカロリーと同時に多くの脂質を含むため、酢豚などの大量摂取はやめておきましょう。
酢は使い分けが肝心
ダイエット中に酢を使った料理を作るなら、なるべく上手に酢の使い分けをしたいところです。たとえば、黒酢や米酢はカロリーや糖質がやや高めです。そのため、酢を大量に使う料理だと穀物酢との差が顕著に出てしまいます。
とはいえ、黒酢などに含まれる栄養素が魅力的なのも確かです。料理に使う量が多い時には穀物酢を、少量で問題ない時には黒酢や米酢を使うなど、料理ごとの使用量に合わせて使う分けてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、黒酢ドリンクなどは商品ごとにカロリーや糖質量が違ってきます。中には意外とカロリーが高い商品も存在しますので、パッケージの栄養成分表記はきちんと確認しておくべきでしょう。
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