2018/02/15更新
ごま油のカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?
ごま油は天ぷらなどの揚げ物や、回鍋肉などの炒め物に利用される油のこと。サラダ油などに比べて香ばしいことから人気があり、常に2個3個とストックしておく方も珍しくありません。一般的な食用油であり、入手が簡単なのもポイントです。
今回はそんなごま油のカロリー、糖質、脂質を紹介しましょう。
ごま油のカロリーは高め?太る?痩せる?
まずはごま油のカロリーから見ていきましょう。
種類 | カロリー(100gあたり) |
---|---|
ごま油 | 921kcal |
サラダ油 | 921kcal |
オリーブオイル | 921kcal |
油と言えばカロリーが高くダイエットに向かないイメージですね。実際、ごま油などの食用油は100gあたり921kcalもあります。成人男性の1食分が600~700kcalと言えば、いかに高カロリーか分かるでしょう。
もちろん、100gものごま油を一気に摂取することはありませんが、揚げ物や中華料理には大量のごま油を用いるわけで、料理によっては10g、20g程度の量が使用されることもあります。そうなれば、ごま油だけで200kcal近くなることもあるわけです。
200kcalといえば小さめのパン1個分くらいです。イメージ通り、ごま油はカロリー制限に向かない調味料だと考えてください。人によっては何にでもごま油をかけるようですが、大さじ1杯(12g)で111kcalあることを把握し、使い過ぎないように心がけるべきでしょう。
ごま油の糖質は?糖質制限ダイエット向き?
次にごま油の糖質を見ていきましょう。
種類 | 糖質(100gあたり) |
---|---|
ごま油 | 0.0g |
サラダ油 | 0.0g |
オリーブオイル | 0.0g |
ダイエットに向かないイメージを持ったごま油ですが、実は糖質についてはほぼ含まれません。つまり、糖質制限ダイエット中なら安心して摂取できる調味料と言えます。
炒め物で10g使おうと、揚げ物で20g使おうと糖質は0gです。きちんと低糖質な食材と組み合わせておけば、糖質オーバーの心配も少ないでしょう。そのため、糖質制限ダイエット的にはおすすめの調味料と言えます。
とはいえ、そのまま飲むような極端な摂取方法はやめるべきでしょう。まず、ごま油の大量摂取は気分が悪くなる恐れがありますし、ごま油に含まれるリノール酸の過剰摂取はあまりよくないと言われることもあります。
上記のうち、オリーブオイルであればリノール酸の量は少なめです。気になる方はオリーブオイルと使い分けるのもいいでしょう。
ごま油の脂質はどのくらい?
次にごま油の脂質を見ていきましょう。
種類 | 脂質(100gあたり) |
---|---|
ごま油 | 100g |
サラダ油 | 100g |
オリーブオイル | 100g |
御覧のように、ごま油の脂質は100gあたり100gです。言ってしまえば、ごま油はほぼ100%が脂質で構成されており、脂質の塊と言っても過言ではありません。ごま油を10g使用した炒め物なら10g以上の、20g以上のごま油を吸った揚げ物なら20g以上の脂質を摂取することになります。
脂質摂取量の目安は1食あたり16~20gと糖質などに比べて低めです。脂質の計算をせず、ごま油を多めに使ってしまえば16gなんてあっという間でしょう。脂質オーバーによる肥満が心配という方はごま油の使用をなるべく避けた方がいいかもしれません。もちろん、他の食用油も同じように100gあたり100gの脂質を持ちますから避けるようにしましょう。
ごま油を使用する際の注意点
今回のことから、糖質制限ダイエットであればごま油を多めに用いても良いと分かりました。ただ、先ほど少し触れたように、ごま油の持つリノール酸の過剰摂取はよくないと言われることがあります。
ですので、毎日のようにごま油を使用するのではなく、時にはオレイン酸の多いオリーブオイルに切り替えるといいでしょう。また、ごま油は熱や光に弱いという弱点を持ちます。調理の際はなるべく熱を加えないものを、そして保管は冷暗所で行うようにしましょう。
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