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2018/02/15更新

マーガリンのカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?

マーガリン

マーガリンは高価なバターの代わりに作られたバターもどきであり、昔は人造バターとも呼ばれていました。現在のようにマーガリンと呼ばれ始めたのは1952年11月のことです。ちなみに、マーガリンとは油脂の含有率が80%を超えるもので、80%未満の場合はファットスプレッドになります。

今回はそんなマーガリンのカロリー、糖質、脂質を紹介しましょう。

マーガリンのカロリーは高め?太る?痩せる?

カロリーのイメージ画像

まずはマーガリンのカロリーから見ていきましょう。

種類カロリー(100gあたり)
マーガリン758kcal
ファットスプレッド631kcal
バター745kcal
ショートニング921kcal

カロリーの基準としては成人男性の1食分が600~700kcalとされています。これを踏まえて上記の表を見てみると、マーガリンをはじめとした食品のカロリーが高いと分かります。

商品による違いがあるため絶対とは言えませんが、バターより高カロリーなこともあるわけですから使用量には気を付けなくてはなりません。大さじ1杯(12g)でも91kcalほどですので、トーストにちょっと多めに塗ればパンのカロリーも含めて300kcalを超えてしまう恐れもあります。

そのため、カロリー制限中はマーガリンの使用を控えめにしておくべきでしょう。油脂含有率が低いことからファットスプレッドの方が少しだけ低カロリーです。特にこだわりがなければ、ファットスプレッドの方を購入することで摂取カロリーを抑えられます。

マーガリンの糖質は?糖質制限ダイエット向き?

糖質のイメージ画像

次にマーガリンの糖質を見ていきましょう。

種類糖質(100gあたり)
マーガリン1.2g
ファットスプレッド0.7g
バター0.2g
ショートニング0.0g

マーガリン100gには1.2gの糖質が含まれるものの、一度に使用する量は10gや20g程度ですので、ほぼ糖質を含まないと言ってしまっても大丈夫でしょう。1g以下の糖質量であれば気にするほどでもありません。

そのため、糖質制限向けの食品と言えるわけですが、パンやジャガイモなど、マーガリンを使用する食品は糖質の高いものが多いです。食パンは厚さによって1枚あたり40g前後の糖質を持つこともあります。

ですので、マーガリンを使用するなら低糖質パンにしておきましょう。ケーキやクッキーなどのお菓子を作る際も大豆粉や甘味料などを駆使して糖質を抑えるようにしてください。

ちなみに、ショートニングはマーガリンから水分や添加物を取り除いたもの。つまり、純度の高い油脂のようなものです。そのためかマーガリンと違ってデータ上は糖質が0gとなっています。

マーガリンの脂質はどのくらい?

脂質のイメージ画像

次にマーガリンの脂質を見ていきましょう。

種類脂質(100gあたり)
マーガリン81.6g
ファットスプレッド68.0g
バター81.0g
ショートニング100.0g

マーガリンは油脂含有率が80%を超える商品ですので、100gあたり81.6gもの脂質を含みます。大さじ1杯(12g)だとしても9.8g程度の脂質を含むわけですが、1食に摂取できる脂質量は16~20g程度です。

マーガリンの使い過ぎが脂質オーバーに直結することを覚えておきましょう。とはいえ、幸いにも食パンなどは脂質が低めです。少量の使用であれば何とか脂質摂取目安に収めることができるでしょう。

また、油脂含有率が80%以下のファットスプレッドを使用するのもひとつの手です。

低カロリーなマーガリンもある?

ポイントを教える女性

最近ではハーフなどの名前がついた、カロリーの低いマーガリンを見かけるようになりました。よくよく見ると油脂含有率が80%を大幅に下回るため、正確にはマーガリンではないものの、商品によってはマーガリンとよく似た味をしています。

それでいて、カロリーや脂質が半分程度に抑えられていることもありますので、ダイエット中はこういった商品を利用してみてはどうでしょうか。

あなたも誰かをダイエットレスキュー!

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