2018/02/15更新
わさびのカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?
わさびはアブラナ科ワサビ属に分類される植物のことで、すりおろしたものを寿司や刺身などに利用します。特徴は何といっても刺激の強い辛みで、子供だと苦手なことが多いですね。わさび入りの寿司を食べてこそ大人、なんて意見もあります。
今回はそんな、わさびのカロリー、糖質、脂質を紹介しましょう。
わさびのカロリーは高め?太る?痩せる?
まずはわさびのカロリーから見ていきましょう。
種類 | カロリー(100gあたり) |
---|---|
わさび | 88kcal |
練りわさび | 265kcal |
わさびと一口に言っても、茎ごと販売されているものと、一般的なチューブタイプのものに分けることができます。上記の通り、茎のわさびは100gあたり88kcalですが、チューブタイプの練りわさびだと100gあたり265kcalもあります。
これは、練りわさびに植物油脂などの添加物が加えられているためでしょう。そのため、茎のわさびの方が低カロリーです。
とはいえ、練りわさびも高カロリーというほどではありません。たとえば、よくネギトロパックなどに付属する小袋のわさびは1個3g前後です。つまり、カロリーは8kcal程度です。
この程度のカロリー量がダイエットを大きく左右することはまずないでしょう。少し多めに6g使ったとしても16kcal前後ですし、ダイエット中でも問題なく利用できると思われます。
ただ、わさびなどから受ける刺激は食欲増進につながることがあり、自分が決めた摂取量をオーバーしてしまうこともしばしば。わさびを多めに使う方は、常に食べ過ぎないよう意識することが大切です。
わさびの糖質は?糖質制限ダイエット向き?
次にわさびの糖質を見ていきましょう。
種類 | 糖質(100gあたり) |
---|---|
わさび | 14.0g |
練りわさび | 39.8g |
カロリーに続いて糖質も茎のわさびと練りわさびで大きく差が生じました。練りわさびは茎のわさびに比べて3倍近くの糖質を持ちます。やはり、練りわさびに様々な添加物が加えられているためでしょう。
とはいえ、先ほども言ったようにわさびはそう使用量の多くない調味料ですから、避けるほどでもありません。小袋1個が3g前後なら糖質は1.2gほど。この程度の糖質量なら糖質オーバーの原因にはならないでしょう。
練りわさびをチューブごと飲み干すなどの暴挙に出ない限りは大丈夫だと思われます。ただ、寿司はシャリの問題で糖質が高いので注意してください。1貫や2貫なら平気なものの、5貫も6貫も食べてしまえば糖質オーバーの可能性が高いです。
糖質制限中なら刺身など糖質の低いメニューをわさびでいただきましょう。
わさびの脂質はどのくらい?
次にわさびの脂質も見ていきましょう。
種類 | 脂質(100gあたり) |
---|---|
わさび | 0.2g |
練りわさび | 10.3g |
脂質も大きな差が出ました。茎のわさびはほとんど脂質を含みませんが、練りわさびは植物油脂などの問題で100gあたり10.3gの脂質を含みます。
とはいえ、練りわさびも3g程度の使用量なら脂質は0.3gほど。よほどの使い過ぎでなければ、脂質的にも問題ないと言えるでしょう。わさびを主に使用する刺身や寿司も低脂質なものが多いです。一部の高脂質な魚介類に注意しておけば大丈夫でしょう。
おすすめはすりおろしたわさび
今回の説明から練りわさびよりも、茎のわさびの方がカロリー、糖質、脂質のすべてにおいてヘルシーと分かりました。そのため、やや手間ではありますが、わさびをたくさん利用するなら練りわさびよりも自分ですりおろしたわさびがおすすめです。
単純にカロリーや糖質が下がるメリットに加え、やはり自分ですりおろしたわさびは風味が良好。刺身などの料理をいつもより美味しくいただけるかもしれません。
近年、わさびと言えばチューブ入りの簡単なものが主流になっています。しかし、これを機にぜひすりおろしたわさびを試してほしいところです。スーパーなどで見かけたらぜひ購入してみてください。
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