2018/02/15更新
切り干し大根のカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?
切り干し大根は秋の終わりごろ、寒くなる季節に収穫した大根を細切りにし、天日干しした食品です。用途としては煮物が有名ですが、水で戻したのち、そのまま食べることも少なくありません。醤油や酢などシンプルな味付けでいただくのが美味しいと言われています。
今回はそんな切り干し大根のカロリー、糖質、脂質を紹介しましょう。
切り干し大根のカロリーは高め?太る?痩せる?
まずは切り干し大根のカロリーから見ていきましょう。
種類 | カロリー(100gあたり) |
---|---|
切り干し大根(乾燥) | 279kcal |
切り干し大根 | 70kcal |
切り干し大根は乾燥した状態だと279kcalもありますが、水分を含むと4倍に膨れるため、水で戻した後は100gあたり70kcalまで落ち着きます。100gあたり70kcalといえば、食感的にもやや似ているゴボウに近いカロリー量です。
よく乾燥した状態の数字が紹介されるため、切り干し大根=高カロリー、というイメージを持っている方も少なくないでしょう。しかし、実際に口にする時には100gあたり70kcalなのですから、そこまで心配する必要はありません。
醤油や酢などの調味料も少量なら十数カロリー程度でしょう。それでいて、切り干し大根には食物繊維やビタミン類などの栄養がたっぷり含まれています。ですので、積極的に摂取するくらいでもいいかもしれません。
ただ、油揚げなどの一緒に調理する煮物だとカロリーが高くなることもあるので気を付けましょう。
切り干し大根の糖質は?糖質制限ダイエット向き?
次に切り干し大根の糖質を見ていきましょう。
種類 | 糖質(100gあたり) |
---|---|
切り干し大根(乾燥) | 46.8g |
切り干し大根 | 11.7g |
乾燥した切り干し大根には67.5gもの炭水化物が含まれます。しかし、20.7gの食物繊維も含まれるため、糖質は46.8gほどとなります(炭水化物-食物繊維=糖質)。
やはり、乾燥した状態だと高めの糖質量ですが、水で戻した後なら100gあたり11.7gほどです。野菜類で考えるとやや高めの糖質量ではあるものの、使用量にさえ注意すれば食べられないほどではないでしょう。
ただ、元の大根よりは高糖質ですし、みりんや砂糖を用いて味付けをすれば糖質が高めになることもあります。
切り干し大根の脂質はどのくらい?
次に切り干し大根の脂質を見ていきましょう。
種類 | 脂質(100gあたり) |
---|---|
切り干し大根(乾燥) | 0.5g |
切り干し大根 | 0.1g |
元の大根が脂質をほとんど含まないため、切り干し大根になっても脂質は0.5g程度しかありません。これを水で戻すと各成分は1/4程度になるわけですから、脂質は0.1gしか含まないことになります。
脂質が高いと判断する基準は人によりますが、100gあたり0.1gの食品を高脂質という方はいないでしょう。脂質を制限している方でも安心して食べることができます。また、醤油やみりん、砂糖などの調味料は脂質をほぼ含みません。
つまり、いくら濃い目の味付けにしても脂質的には大丈夫なわけです。とはいえ、カロリーや糖質のことがありますから味付けはほどほどにしておきましょう。
煮物を作るときは油揚げに注意
切り干し大根といえば煮物にするのが一般的でしょう。ただ、この時に使う油揚げが意外と厄介です。
食材 | カロリー | 糖質 | 脂質 |
---|---|---|---|
油揚げ(1枚30g) | 116kcal | 0.4g | 9.9g |
にんじん(100g) | 37kcal | 6.5g | 0.1g |
1枚が30gしかないにも関わらず、116kcalと9.9gの脂質を持っています。そのため、油揚げ1枚分しか使っていない切り干し大根の煮物でも意外とカロリーや脂質が高いです。
対して、にんじんはカロリーも脂質も低い優秀な食品ですので、カロリーや脂質を気にしつつダイエットをしている方は油揚げの量を控えめに。代わりに切り干し大根やにんじんを多めに入れるといいでしょう。後は薄めの味付けを心がけてください。
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