2018/02/15更新

ロールパンのカロリーや糖質が気になる！太る？痩せる？

パンはご飯よりも太りやすいと言われていますが、パン食にしたら痩せたという人もいます。実際のところパンが本当に痩せにくいのかどうか、きちんと説明できる人はあまりいませんよね。そこでここではロールパンのカロリーや糖質、そして脂質についてチェックして、ダイエット方法ごとの向き不向きを説明します。

ロールパンのカロリーは高め？太る？痩せる？

カロリーのイメージ画像

それではまずロールパンのカロリーから見ていきましょう。

ロールパン100gのカロリーは316kcalです。100gはロールパン3個分くらいの重さですので、ちょうど1食分くらいですよね。女性が1日に摂取するカロリーの目安は583kcalですので、スープやサラダを足しても、多少の余裕はあります。

ただし、1食で4個も5個も食べていると話は変わってきます。極端にカロリーが高いというわけではありませんが、低カロリーというわけでもありません。食べすぎれば確実にカロリーオーバーになってしまいますので気をつけてください。

糖質のイメージ画像

カロリー面ではそれほど問題のなかったロールパンですが、糖質制限ならどうでしょう？糖質制限中はパンはNGと言われていますが、ロールパンでも同じく糖質が高めなのでしょうか。

ロールパン100g中に糖質は46.6gも入っています。半分近くが糖質ということになります。スタンダードな糖質制限では、1食で摂取していいカロリーの上限は40gです。ロールパン3個でその値を越えてしまいますので、糖質制限ではNGです。

とはいえロールパンを2個にして、サラダなどを組み合わせれば糖質もギリギリ許容範囲に抑えることが可能です。糖質量さえきちんと管理できれば、ロールパンでも問題なく食べることができます。とはいえ基本的には糖質が多い食品ですので、できればロールパン以外の糖質の低いパンを選ぶようにしましょう。

脂質のイメージ画像

カロリーも糖質も食べ過ぎには注意しなければいけないという結果になりましたが、脂質はどうでしょう？ロールパンの脂質についてもチェックしてみましょう。

脂質は100gのロールパンに9.0gしか含まれていません。バターを使っているため、どうしても脂質が入ってしまいますが、極端に高いということはありません。女性が1食で摂取する脂質の目安が16.2gですので、まだ少し余裕があります。

脂質制限という視点で考えると、ロールパンはそれほど悪い食品ではありません。脂質を摂取しすぎると脂肪になってしまいますが、ロールパン100gくらいの脂質なら気にしなくてもかまいません。徹底して脂質を排除したいのでなければ、気にせずにロールパンを食べてください。

ポイントを教える女性

ロールパンは糖質制限以外で考えれば、実はそれほど太りやすいパンというわけではありません。それでは、他の主食となるパン類はどうなのでしょう。ダイエットに適したパンがないか確認してみましょう。

パンの種類	カロリー	糖質	脂質
ロールパン	316kcal	46.6g	9.0g
食パン	264kcal	44.4g	4.4g
クロワッサン	448kcal	42.1g	26.8g
フランスパン	279kcal	54.8g	1.3g

ロールパンの他に食パンとクロワッサン、そしてフランスパンについて、栄養成分をまとめてみました。明らかにNGなのはクロワッサンです。クロワッサンはカロリーだけでなく、糖質も脂質もNGです。原材料の含まれる大量のバターがその原因です。

糖質面ではどの食品もNGですが、脂質ならクロワッサン以外は問題ありません。カロリーも比較的少なめですので、食べすぎなければパンでも痩せられることが分かります。ただし、食パンもフランスパンもバターやマーガリンをつけると脂質もカロリーも上がってしまいますので注意してください。

この中でロールパンは可もなく不可もない値となっていますが、味付けをしなくても食べられるという点では意外と優秀な食品です。カロリー制限と脂質制限なら食べることができますので、ダイエット方法によっては問題なく食べられると覚えておきましょう。

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