2018/02/15更新

かぼちゃの種のカロリーや糖質が気になる！太る？痩せる？

廃棄部分に思われがちなかぼちゃの種ですが、欧米では食用にすることが多く、近年は日本でも捨てずにとっておき、電子レンジなどを使って調理する方が出てきています。別名パンプキンシードと呼ばれることもあります。

今回はそんなかぼちゃの種のカロリー、糖質、脂質を紹介しましょう。

かぼちゃの種のカロリーは高め？太る？痩せる？

カロリーのイメージ画像

まずはかぼちゃの種のカロリーから見ていきましょう。

ひまわりの種やベニバナの種ほどではありませんが、かぼちゃの種も油を搾取することがある高脂質な食品です。食品は基本的に脂質が高ければ高いほどカロリーが高い傾向にあるため、かぼちゃの種も他の種やナッツ類同様、カロリーが高めになります。

ですので、大量摂取はカロリーオーバーに繋がると考えてください。とはいえ、かぼちゃの種は10粒で4g程度しかない食品です。つまり、一般的な摂取目安とされる10粒や20粒程度の摂取なら50kcal以内に収まるかもしれません。

それでいて、ビタミンやミネラルが豊富な食品です。適度な摂取がダイエットに良い方向へと働くこともあるかもしれません。

糖質のイメージ画像

次にかぼちゃの種の糖質を見ていきましょう。

かぼちゃ本体の方は100gあたり17.1gもの糖質を含んでおり、糖質制限中の摂取は危険と言われますが、かぼちゃの種は100gで4.7gしか糖質を含みません。これは、他の種やナッツと比較しても低糖質と言えるでしょう。

加えて、先ほど言ったように10粒で4g程度しか重さを持たないわけですから、実際に摂取する量は10g前後がせいぜいだと思われます。つまり、1回で摂取する糖質は0.5g前後です。この程度の糖質量であれば、いくらシビアな糖質制限中でも大丈夫でしょう。

脂質のイメージ画像

最後にかぼちゃの種の脂質を見ていきましょう。

糖質とは逆に、かぼちゃ本体は100gあたり0.3gしか脂質を含みませんが、種の方は重さに対して半分以上の脂質を含んでいます。カロリーの項目でも話したように、油を搾取する場合もありますから脂質が高いのは当然と言えるでしょう。

1回の摂取量が10gだとしても、脂質は5.2gほどあるわけです。1食分の脂質摂取目安である16～20gよりは低いものの、食事に肉類や揚げ物が含まれれば合計脂質が20gを超えてしまうかもしれません。かぼちゃの種を食べるときは、食事を低脂質なものにしておくのがいいでしょう。

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