2018/02/15更新
ラスクのカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?
ラスクは既に完成したパンをもう1度焼いて作るお菓子のこと。見た目は小さな食パン型のものが多く、おしゃれなことからギフトなどに使用されることもしばしば。基本となるシュガー味に加えて、チョコ味やキャラメル味などがアソートになった商品も少なくありません。
今回はそんなラスクのカロリー、糖質、脂質を紹介します。
ラスクのカロリーは高め?太る?痩せる?
市販品を購入することが多いラスクですが、実は家庭でも簡単に作ることができます。その際のレシピは以下のような感じですね。
ラスクの材料 | カロリー(100gあたり) |
---|---|
フランスパン(10g) | 28kcal |
バター(3g) | 22kcal |
グラニュー糖(3g) | 12kcal |
使用するパンはレシピによって異なるものの、バゲットやバタールなどのフランスパンを使用することが多いです。ラスクは1個のサイズが小さいため、1個に対する材料は少なめですね。これらの材料からラスクを作ると以下のようなカロリー量になります。
- ラスクのカロリー:62kcal/1個あたり
成人男性の1食分が600~700kcalですので、1個か2個程度の摂取なら許容範囲だと思われます。しかし、ラスク1個はフランスパン10g程度のサイズしかないわけですから、あっという間に食べ終わってしまいます。
それでいて、砂糖やバターによる濃厚な味付けが後味をひく危険なお菓子です。ギフトで大量にいただいたとしても、ゆっくり少しずつ食べるようにしてください。ラスクは水分量が少ないため、元のパンよりも消費期限が長いはずです。
ラスクの糖質は?糖質制限ダイエット向き?
糖質も材料ごとの数字からみていきましょう。
ラスクの材料 | 糖質(100gあたり) |
---|---|
フランスパン(10g) | 5.5g |
バター(3g) | 0.0g |
グラニュー糖(3g) | 3.0g |
フランスパンは小麦粉から作られる主食であり、10gでも5.5g程度の糖質を持ちます。加えて、グラニュー糖が重さと同じだけの糖質を持つため、ラスクは1個のサイズが小さいにも関わらず以下のように多くの糖質を含みます。
- ラスクの糖質:8.5g/1個あたり
上記の材料で完成するラスク1個の重量が16gですから、重さに対して半分程度の糖質を含むことになります。一般的に糖質制限中のおやつは糖質5g以下に抑えるべきと言われており、ラスクは1個の摂取でも危険です。
そもそも、ラスクはお菓子に分類されがちですが、メインの材料がパンな以上は主食系と言えなくもありません。そのため、糖質制限には向かない食品だと考えてください。
ラスクの脂質はどのくらい?
ラスクの脂質も材料ごとの数字から確かめていきましょう。
ラスクの材料 | 脂質(100gあたり) |
---|---|
フランスパン(10g) | 0.1g |
バター(3g) | 2.4g |
グラニュー糖(3g) | 0.0g |
フランスパンは珍しくバターを用いずに作るパンです。そのため、脂質はバターロールなどに比べて低めです。また、砂糖は脂質をほぼ含みませんので、ラスクの脂質量はバターの使用量に依存すると言えるでしょう。
- ラスクの脂質:2.5g/1個あたり
1個のサイズを考えると、決して低いとは言えませんが極端に高いわけでもありません。脂質は1食あたり16~20gほど摂取できますし、1個程度の摂取なら大丈夫でしょう。2個以上になると、食事の脂質量を抑える、などの調整が必要になるかもしれません。
ちなみに、バターロールなどを使う場合は、バターの使用量を減らしておきましょう。そうしないと、脂質が高めになってしまいます。
市販のラスクはカロリーや糖質が高めなことも多い
今回は一般的なレシピで作成したラスクのカロリーや糖質を参考にしました。そのため、市販のラスクとはカロリーや糖質量がズレていることもあります。たとえば、1枚のサイズが大きめだったり、砂糖やバターが多く使われていればカロリーなどは高くなるでしょう。
逆に、1枚のサイズが小さく50kcalを切る商品も存在します。ですので、市販品を購入する際は栄養成分表でカロリーや糖質、脂質量を確かめるようにしてください。
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