2018/02/15更新
かりんとうのカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?
かりんとうは小麦粉や砂糖、イースト、重曹などから作る日本のお菓子のひとつです。やや硬めの食感と強い甘みが癖になる一品ですが、あれだけ甘いとカロリーや糖質が気になる方も少なくないでしょう。
そこで、今回はかりんとうのカロリー、糖質、脂質を紹介します。
かりんとうのカロリーは高め?太る?痩せる?
かりんとうには大きく「黒かりんとう」「白かりんとう」「芋かりんとう」の3つが存在します。一般的なものが黒かりんとう、黒砂糖ではなく上白糖を主に使用したものが白かりんとう、そしてサツマイモを使って作るのが芋かりんとうです。芋かりんとうについては芋ケンピと呼ばれることもあります。
これらのかりんとうは材料が異なるため、それぞれで少しずつカロリー量が変わってきます。
かりんとうの種類 | カロリー(100gあたり) |
---|---|
黒かりんとう | 440kcal |
白かりんとう | 444kcal |
芋かりんとう | 476kcal |
こうしてみると、最も低カロリーなのが黒かりんとうと分かりますが、それでも100gあたり440kcalと、重さに対してのカロリー量はケーキを超える勢いです。
ケーキのように1回のおやつで100gも200gも摂取することは少ないものの、1袋まるまる食べれば60~70gにはなると思われます。つまり、黒かりんとうの場合は264~308kcalを摂取することになります。
しかし、成人男性が1食で摂取できるのは600~700kcalほど。間食のかりんとうで300kcalも摂取しては、食事のカロリーを通常の半分程度まで落とさなくてはなりません。
このことから、かりんとうは種類を問わず、カロリー制限には向かないと言えるでしょう。ちなみに、かりんとうのカロリーが高い理由は単純に砂糖や小麦粉が原料なことに加え、油で揚げる工程が入るからです。
かりんとうの糖質は?糖質制限ダイエット向き?
次にかりんとうの糖質を見ていきましょう。
かりんとうの種類 | 糖質(100gあたり) |
---|---|
黒かりんとう | 75.1g |
白かりんとう | 74.5g |
芋かりんとう | 68.7g |
かりんとうは小麦粉と砂糖、イーストなどパン類に近い材料から作られます。それでいて、パンのようにバターを使うわけでなく、加えて水分量が少ないことから重さに対する糖質は非常に高いです。
100gあたり75gともなれば、糖質の塊ともいわれる小麦粉と変わりません。要は、かりんとうを食べるのは小麦粉をそのまま食べるような危険行為なわけです。
幸いにも水分量が少ないため、通常サイズの1本なら3g程度。つまり1本なら2.3g程度の糖質摂取ですみますが、スタンダード糖質制限の場合は間食の糖質を5g以下に抑えたいところですので、それでも2本の摂取が限界となります。
かりんとうの脂質はどのくらい?
次にかりんとうの脂質を見ていきましょう。
かりんとうの種類 | 脂質(100gあたり) |
---|---|
黒かりんとう | 11.6g |
白かりんとう | 11.2g |
芋かりんとう | 20.5g |
小麦粉や砂糖という材料だけ見ると脂質が低そうにも思えますが、カロリーの項目で話したようにかりんとうは揚げの工程を経て完成させます。
その時、油を生地が吸収するため、脂質はやや高めになるのです。60g程度ある1袋をまるまる食べると、黒・白かりんとうの場合は7g前後の、芋かりんとうの場合は12.3gほどの脂質を摂取することになります。
1食の脂質摂取目安の16~20gには収まりますが、加えて食事の脂質も摂取することを忘れないでください。
焼きかりんとうならヘルシー?
かりんとうは基本的に油で揚げて作るお菓子です。ただ、レシピの中には揚げずに焼いて完成させるものも存在します。いわゆる、焼きかりんとうと呼ばれるもので、この場合は油を使わない分だけカロリーや脂質が減少します。
それでも、小麦粉と砂糖を使う以上はそれなりのカロリーと糖質を持ちますが、普通のかりんとうよりはマシでしょう。どうしても、かりんとうが食べたくて我慢できない方は自作かりんとうにチャレンジしてみてください。中には高野豆腐を使い、よりヘルシーに仕上げるレシピもあります。
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