2018/02/15更新
わらび餅のカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?
わらび餅はわらび粉と砂糖、水から作るシンプルなお菓子です。もちもちした食感が癖になる一品で、冷やすとより美味しくなることから夏場のお菓子に用いられることが多いです。ただ、和菓子屋で販売される餡子の入ったタイプは日持ちしないため、夏場はむしろ販売しないこともあります。
今回はそんなわらび餅のカロリー、糖質、脂質を紹介しましょう。
わらび餅のカロリーは高め?太る?痩せる?
わらび餅と言えば本来はわらび粉を用いて作るのですが、わらび粉はわらびの根10kgから70gしか抽出できない貴重品です。そのため、スーパーなどで販売されているわらび餅のほとんどはサツマイモでん粉やタピオカでん粉などが使用されています。
また、自宅で作る際は片栗粉を用いることが多いでしょう。そこで、今回は分かりやすいよう、片栗粉を用いたレシピを参考にわらび餅のカロリーを算出してみます。
わらび餅1人前に用いる材料は以下のようになります。
わらび餅の材料 | カロリー |
---|---|
片栗粉(25g) | 83kcal |
砂糖(15g) | 58kcal |
水(125g) | 0kcal |
きなこ(7g) | 31kcal |
上記の材料から分かるように、わらび餅は主に水分で出来ています。その水分を片栗粉で形にし、砂糖を加えて味を調えると言った感じです。ただ、片栗粉と砂糖に加え、きなこも少量ながらけっこうなカロリーを含みますので、わらび餅のカロリーは意外と高くなります。
- わらび餅のカロリー:172kcal/1人前
また、ここに黒蜜をかけると1人前で200kcal前後に上昇します。もちろん、レシピによってカロリーは異なりますが、ところてんや寒天など同じく透明な食品と比べて高カロリーですので摂取量には気を付けてください。
ちなみに、サツマイモでん粉も片栗粉と同程度のカロリーを持ちますから、スーパーなどの商品もそう変わらないカロリー量でしょう。ただ、市販品の場合は砂糖が多めに用いられているかもしれませんので、購入前にはパッケージの栄養成分を確認してください。
わらび餅の糖質は?糖質制限ダイエット向き?
次にわらび餅の糖質を考えていきましょう。まず、わらび餅の材料の糖質は以下のようになります。
わらび餅の材料 | 糖質 |
---|---|
片栗粉(25g) | 20.4g |
砂糖(15g) | 14.9g |
水(125g) | 0.0g |
きなこ(7g) | 1.0g |
片栗粉も砂糖も糖質が非常に高い食材ですので、いくら水分量が多くともわらび餅は糖質が高めです。上記の材料から作成した1人前だと以下のような糖質量になるでしょう。
- わらび餅の糖質:26.3g/1人前
ここに黒蜜をかけると糖質30gを超えてしまいそうです。しかし、スタンダード糖質制限では1食あたり40gしか糖質を摂取できず、間食の糖質は多くても10g以内に抑えたいとされています。つまり、わらび餅1人前を食べてしまえば大幅な糖質オーバーです。
言ってしまえば、わらび餅は糖質制限ダイエットに向きません。なお、これはサツマイモでん粉やわらび粉を使ったとしても同じことです。
わらび餅の脂質はどのくらい?
次にわらび餅の脂質を考えていきましょう。こちらもまずは材料ごとの数字から見ていきます。
わらび餅の材料 | 脂質 |
---|---|
片栗粉(25g) | 0.0g |
砂糖(15g) | 0.0g |
水(125g) | 0.0g |
きなこ(7g) | 1.6g |
片栗粉も多少は脂質を含みますが、25gあたりだと0.03gですので今回は0gとしてあります。また、砂糖も脂質を含まないため、わらび餅の脂質量はきなこの使用量に依存します。
- わらび餅の脂質:1.6g/1人前
黒蜜も脂質はほとんど含まれませんので、きなこさえ使わなければほぼ脂質0gも可能です。とはいえ、そこまで脂質を絞ることもないでしょう。よほどきなこを大量投入しない限り、わらび餅は脂質制限をしている方向けのおやつと言えます。
わらび餅粉も高カロリー高糖質
主にわらび餅を作るために販売されている「わらび餅粉」ですが、あれは本わらび粉と他の澱粉を混ぜたものであり、片栗粉などと変わらず高カロリー高糖質です。そのため、わらび餅粉を使用した場合も今回の数字とほぼ同じになると考えてください。
また、本わらび粉を使用したわらび餅はカロリーが低めと言われますが、食品成分表によれば乾燥した状態のわらびは274kcalほどあります。そのため、極端なカロリー低下は期待しない方がいいでしょう。
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