海外では日本食はヘルシーな料理ということになっていますが、そんな日本食の調理に欠かせないのが醤油ですよね。それではダイエット中でも醤油を利用することは問題ないのでしょうか。ここでは醤油がダイエットに向いている調味料かどうかを確認するために、醤油のカロリー・糖質・脂質について調べてみました。

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醤油のカロリーは高め？太る？痩せる？

醤油と言っても様々な種類があります。それではまず、種類ごとのカロリーを見ていきましょう。

一般的によく使われているのが、濃口醤油と薄口醤油です。それぞれ71kcalと54kcalしかありませんので、カロリーは少なめです。その他の醤油もそれほどカロリーは高くありませんが、照り醤油だけはみりんや砂糖を含みますので、ややカロリーが高めです。

それでも、醤油は大さじ1杯で15gしかありません。照り醤油大さじ1杯で25.5kcalです。これくらいのカロリーならあまり気にする必要はありません。他の醤油はもっとカロリーが少ないと考えると、醤油はダイエットに向いている調味料と言えます。

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醤油の糖質は？糖質制限ダイエット向き？

カロリーに関しては問題ありませんでしたが、糖質はどうでしょう？それぞれの糖質もチェックしてみましょう。

濃口醤油は100g中10.1gが糖質ですので、調味料としてはやや高めです。他にも10gを超える量を含んでいる醤油もあり、あまり積極的に使いたくはないですよね。とはいえ、料理に使うのは 大さじ1杯か2杯くらいですので、濃口醤油大さじ2杯で3.03gしか糖質を含みません。これくらいならあえて避ける必要はありません。

注意したいのはやはり照り醤油です。砂糖とみりんを含んでいるため、糖質はかなり多めです。糖質制限中に料理するときは、手間はかかりますが、照り醤油を使わずに醤油と甘味料を組み合わせて、糖質を減らすように工夫しましょう。

醤油の脂質はどれくらい？

ダイエットをしている人が気になるのは、カロリーや糖質だけではありませんよね。やはり脂質の量も把握しておきたいところです。

醤油はポン酢醤油を除き、脂質はゼロです。ポン酢醤油の脂質も100g中0.1gと微々たるものです。脂質制限をしている人に最適な調味料ですので、脂質を気にせずに利用しましょう。

ダイエット中に醤油を使うときの注意点

ここまでの説明も含めて、ダイエット中に醤油を使うときの注意点についてご紹介します。

• 濃口ではなく薄口を選ぶ
• グルテンフリーにしたいならたまり醤油
• 醤油の使いすぎには注意

まず、糖質制限でもカロリー制限でも、標準として使う醤油は薄口醤油にしましょう。それだけで、カロリーも糖質も2割くらい減らすことができますので、薄口醤油のほうがダイエットには適しています。

ただし、グルテンフリーを意識している場合は、薄口醤油も濃口醤油も小麦粉が含まれているため適していません。カロリーも糖質も上がりますが、原材料に小麦粉を含まないたまり醤油を選びましょう。

また、調理ではできるだけ味が濃くならないようにしましょう。濃い味のおかずは食やお酒が進んでしまいます。しかも醤油は塩分がかなり高めです。大さじ1杯で2.9gもの塩分が含まれていますので、使いすぎるとすぐに塩分がオーバーします。

ダイエットとは直接関係ありませんが、ダイエットを成功させるには健康な体が必要です。日本人はとくに塩分を摂りすぎている傾向にありますので、健康を維持するためにも、醤油の使いすぎには注意してください。

あなたも誰かをダイエットレスキュー！