2018/02/15更新
デーツのカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?
デーツとはナツメヤシと呼ばれるヤシの木の果実です。砂漠など水分の少ない場所でも育つという特徴を持ち、オアシスに墨人にとっては貴重な食糧です。食べ方としてはそのまま以外にも、小麦粉で包んだものを揚げたり、ケーキなどに利用されます。
今回はそんなデーツのカロリー、糖質、脂質を紹介しましょう。
デーツのカロリーは高め?太る?痩せる?
まずはデーツのカロリーから見ていきましょう。
- デーツのカロリー:266kcal/100gあたり
一般的に販売されているデーツは基本的に乾燥したもので、食品成分表にも乾燥デーツのカロリーや脂質量が記載されています。そのため、100gあたりのカロリーは瑞々しいオレンジやブドウなどと比べると高く、脂身がやや少なめの牛肉くらいはあります。
とはいえ、同じく乾燥した状態のドライプルーンやドライオレンジなどに比べれば、そう変わらないカロリー量ですし、水分量が少ないことから1粒あたりなら4g程度しか重量がありませんので、個数を控えめにしておけばダイエット中でも食べられるでしょう。
1粒が4gだとカロリーは11kcalほど。ダイエット中の間食を100kcal以内に抑えたい方なら、9粒を限度に摂取するとよさそうです。適量の摂取であればビタミン類やミネラルの補給にもなるでしょう。
ただ、ケーキなど砂糖や小麦粉と一緒に用いる際は注意が必要です。おそらく、デーツを使ったケーキは1個で200~300kcalはありますから、ダイエット中の摂取は避けた方がいいでしょう。
デーツの糖質は?糖質制限ダイエット向き?
次にデーツの糖質を見ていきましょう。
- デーツの糖質:64.3g/100gあたり
デーツは先ほども言ったように水分量が少ないため、重さに対する糖質もカロリーと同じく高い数字です。目安としてはスタンダード糖質制限の1食分が糖質40gですので、デーツ100gの摂取だと大幅な糖質オーバーになってしまうでしょう。
とはいえ、水分量が少なく1粒あたり4g程度しか重量がないのですから、一気に100gも摂取することはそうそう無いと思われます。ただ、1粒でも糖質は2.6g程度あるため、糖質制限中なら多くても2粒か3粒程度の摂取にした方がいいかもしれません。
食事以外のところで糖質を10g以上も摂取するのは、糖質制限的に考えると危険です。ちなみに、デーツを用いたスイーツ類の摂取は当然ながら避けてください。
絶対に高糖質とは言いませんが、ケーキ類などは小麦粉や砂糖をたっぷりと用いますから、一般的なレシピだとほぼ確実に高糖質なものになるでしょう。その確率は95%を超えると言っても過言ではありません。
デーツの脂質はどのくらい?
次にデーツの脂質を見ていきましょう。
- デーツの脂質:0.2g/100gあたり
デーツは水分量が少ないにも関わらず脂質を0.2gしか含みません。ご存知の方も多いかもしれませんが、フルーツ類と野菜類は極々一部を除いて脂質量が低く、100gあたり0.3g前後しか含まないのです。
そのため、デーツも脂質が低く、よほどの過剰摂取でなければ脂質的には問題ありません。ただ、ケーキになるとバターを用いることが多く、脂質が高くなりがちです。また、レシピによっては油を使うこともありますので、デーツを使ったケーキやパンなどには気を付けてください。
デーツに含まれる栄養素
デーツにはビタミン類やミネラルが豊富に含まれています。最後に、どんな栄養素がどれだけ含まれるのかを見ていきましょう。
栄養素 | 含有量(100gあたり) |
---|---|
ビタミンE | 1.4mg |
ビタミンB6 | 0.16mg |
葉酸 | 19μg |
カリウム | 550mg |
カルシウム | 71mg |
マグネシウム | 60mg |
鉄分 | 0.8mg |
亜鉛 | 0.4mg |
食物繊維 | 7g |
特にビタミンEやカリウム、マグネシウムなどの含有量が多く、100gあたりだと1食分の2/3程度を摂取できます。また、食物繊維が多めに含まれるのも魅力的でしょう。なお、妊婦さんに必要な葉酸や鉄分、亜鉛が含まれることから、イランでは毎日2個か3個のデーツを食べることで丈夫に育つ子供が生まれると言われています。
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