キットカットはウエハースをチョコレートでコーティングしたお菓子であり、基本的に2本1セットでパッケージされています。勘違いされている方も多いようですが、日本のお菓子ではなくイギリス生まれのお菓子です。ただ、日本はイギリスに次ぐキットカットの消費大国であり、今やどこのコンビニでも常備しています。

今回はそんなキットカットのカロリー、糖質、脂質を紹介しましょう。

キットカットのカロリーは高め？太る？痩せる？

まずはキットカットのカロリーから見ていきましょう。

キットカット（ミニ）の種類	カロリー（1枚あたり）
キットカット	64kcal
オトナの甘さ	64kcal
オトナの甘さ ストロベリー	66kcal
オトナの甘さ 抹茶	65kcal

やや分かりづらいのですが、一番上のキットカットが普通のものだと考えてください。また、日本におけるキットカットのレギュラー品は基本的にミニサイズとなっています。

キットカットの1枚は細長いチョコが2本連なったものですから、1枚あたりは1袋あたりと考えていいでしょう。つまり、コンビニなどで購入できる3袋入りの小さな商品は全部で192kcalほどです。

また、1枚の重さは11.5g前後であり、チョコレート菓子としては標準的なカロリー量と言えるでしょう。とはいえ、チョコレート菓子全般のカロリーが高く、ダイエットには向かないわけですから、キットカットもダイエット的に見れば危険です。

カロリー制限中の場合は1日多くても2枚。できれば1枚の摂取で我慢しましょう。ちなみに、味による変化はほぼ無いため、どれを選んでも構いませんが、レギュラー品以外だとカロリーの高いものも存在するかもしれません。

心配な方は購入前にパッケージのエネルギー情報を確認しましょう。

キットカットの糖質は？糖質制限ダイエット向き？

次にキットカットの糖質を見ていきましょう。

キットカット（ミニ）の種類	炭水化物（1枚あたり）
キットカット	6.9g
オトナの甘さ	6.4g
オトナの甘さ ストロベリー	6.6g
オトナの甘さ 抹茶	6.7g

キットカットはウエハース（原材料が小麦粉）をチョコレートでコーティングした、言わば糖質イン糖質なお菓子ですから、当然ながら糖質は高めになります。

先ほど言ったように1枚の重さが11.5g前後であり、重さに対する糖質量は半分を超えます。スタンダード糖質制限中の場合、間食の糖質は5g程度に抑えるべきだと言われますので、1枚の摂取も危険かもしれません。

もし可能であれば、1枚の半分だけにして、残った分は誰かに食べてもらうのがいいでしょう。ちなみに、オトナの甘さについても糖質はほとんど変わりません。

甘みが抑えられている分、糖質が下がると考えがちですが、実際はオトナの甘さも十分に甘いですし、お菓子の甘さ控えめと糖質量はほとんど比例しません。実際、ブラックチョコレートがミルクチョコレートより高糖質なこともあります。

キットカットの脂質はどのくらい？

次にキットカットの脂質を見ていきましょう。

キットカット（ミニ）の種類	脂質（1枚あたり）
キットカット	3.7g
オトナの甘さ	4.0g
オトナの甘さ ストロベリー	4.2g
オトナの甘さ 抹茶	4.1g

チョコレートの脂質が重さに対して35%くらいですから、脂質量もチョコレート菓子の標準量くらいと言えるでしょう。1食の脂質目安が16～20gですので1枚程度の摂取なら大丈夫かもしれませんが、それ以上になると非常に危険です。

また、肉類など高脂質な食事をする場合はキットカットの摂取を避けた方がよさそうです。

キットカットは食前に摂取する

ダイエット中にキットカットを食べるなら食前がいいでしょう。というのも、チョコレート菓子には血糖値を上昇させて、満腹中枢を刺激する効果があると言われています。

つまり、食前のキットカットは食べ過ぎ防止に繋がる可能性があるわけです。もちろん、食べ過ぎはいけませんが、食前に1枚のキットカットを試してみるのはありでしょう。

あなたも誰かをダイエットレスキュー！