2018/02/15更新
寒天のカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?
寒天は天草やオゴノリといった紅藻類の粘着質を凍結したのち乾燥させたもの。寒天はゼラチンよりも低い濃度でゲル化が起き、寒天ゲルは85度以上でやっと溶けるため、口の中で溶けてしまうことはありません。用途としては寒天ゼリーなどが有名でしょうか。今回はそんな寒天のカロリーや糖質についてです。
寒天のカロリーは高め?太る?痩せる?
まずは寒天のカロリーを見てみましょう。
- 寒天のカロリー:3kcal/100gあたり
おおよそ100gで1食分と言われますので、寒天は1食分で3kcalと覚えておくのがいいでしょう。さすがは海草が原材料といったところでしょうか。これ以上ないくらいに低カロリーな食品となっています。ダイエットに向いていると言われつつ、それなりのカロリー量を有する食品も少なくないのですが、寒天については正真正銘、ダイエット向けのカロリー量と言えそうです。
それでいて食物繊維が豊富なことから、寒天をダイエットに用いる方は少なくありません。ほぼ水分で構成されるため、ビタミン類やミネラル類などの主要な栄養素はほぼ含みませんが、新陳代謝に影響すると言われるヨウ素が含まれます。ヘルシーでありながら健康効果が期待できそうなのは嬉しいところですね。
ただ、上記数字はゼリーなどにする前のものです。寒天ゼリーなどを作る際は、砂糖やジュースなどが加わるためカロリーが変動します。食べ方次第ではカロリーが高くなることもあるので気を付けてください。
寒天の糖質は?糖質制限ダイエット向き?
次に寒天の糖質を見ていきましょう。
- 寒天の糖質:0g/100gあたり
糖質は食品の炭水化物量から食物繊維量を除くことでもとめることができます。寒天の炭水化物量は100gあたり1.5gであり、食物繊維量も同じく1.5gです。つまり、「炭水化物量(1.5g)-食物繊維量(1.5g)=糖質(0g)」となるわけです。
葛切りや春雨など、透明度が高く一見ヘルシーに見える食材も意外と糖質量が高かったりします。しかし、寒天については正真正銘の低糖質食品です。寒天ゼリーなどで甘めの味付けをするケースを除けば、糖質について心配する必要はありませんね。
糖質制限ダイエットで食べられる食品が少ないと感じる方は、ぜひ寒天をレパートリーに加えてあげてください。
寒天の脂質はどのくらい?
次に寒天の脂質を見ていきましょう。
- 寒天の脂質:0g/100gあたり
カロリーや糖質が低いわりに脂質が高い、なんて食品は滅多にみかけませんね。これは寒天も例外ではありません。糖質に続いて脂質も0gですので、脂質が気になる方にもぴったりの食品と言えるでしょう。
また、脂質については寒天ゼリーなどのスイーツにしてもほとんど増えません。脂質を多く含むのは油や肉類などの食品ですからね。クリームを使うなら話は別ですが、普通の砂糖やジュースなどの使用であれば糖質はそう増えないでしょう。
寒天ゼリーや牛乳かんに注意
寒天は非常に低カロリー、低糖質、低脂質な食品ですが、定番である寒天ゼリーや牛乳かんになれば話は別です。
種類 | カロリー | 糖質 | 脂質 |
---|---|---|---|
寒天ゼリー(100g) | 50kcal | 10.9g | 0.1g |
牛乳かん(100g) | 69kcal | 8.3g | 2.7g |
レシピや商品によって数字が異なるため絶対とは言えませんが、上記の表からも分かるように寒天を使ったスイーツ類は糖質が高めです。また、カロリーも寒天のそれに比べれば高くなっているのが分かりますね。
ケーキ類や饅頭などのスイーツに比べればカロリー、糖質共に低めではありますが、食べ過ぎには注意しておくのが無難でしょう。特にコンビニやスーパーで販売されている市販品はカロリーや糖質が高く設定されがちです。ダイエットに寒天を導入しようと考えている方は、この点に注意してください。
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