マーボー春雨は麻婆ソースを春雨に絡めて完成させる簡単料理のこと。スーパーなどで販売されているマーボー春雨の素を使えば、だれでも簡単に美味しいマーボー春雨を作ることができます。名前から辛めの料理を想像しがちですが、バリエーションの中には甘口もあるため、お子さんのいる家庭でも安心です。今回はそんなマーボー春雨のカロリーや糖質を紹介します。

マーボー春雨のカロリーは高め？太る？痩せる？

まずはマーボー春雨のカロリーを見ていきましょう。

• マーボー春雨のカロリー：116kcal/100gあたり

マーボー春雨1人前が150gだとすれば、1人前で174kcalですね。これは中華料理と比べても低めの数字であり、ダイエット中でも口にしやすい一品と言えるでしょう。

材料別のカロリーについては以下のようになります。

材料	カロリー（100gあたり）
春雨（茹であがり時）	86kcal
豚ひき肉	221kcal
ネギ	28kcal

レシピによって様々な具材が使用されますが、基本となるのはおおむね以上のような材料でしょう。やはり、春雨のカロリーが低めなのがポイントですね。豆腐ほどではないものの、中華麺などに比べれば確実に低カロリーでダイエット向けです。

豚ひき肉については肉類らしく高カロリーですので、これが大量に使われたレシピだと1人前で200kcalを超えることもあるかもしれません。自宅で作る際は豚ひき肉の使用量を控えめにしておくのがいいでしょう。

野菜類はネギだけでなく、他のものも低カロリーな傾向にありますので、栄養バランスのことを考えていろいろと投入してみるとよさそうです。

マーボー春雨の糖質は？糖質制限ダイエット向き？

次にマーボー春雨の糖質を見ていきましょう。

• マーボー春雨の糖質：10g/100gあたり

1人前が150gだとしても15g程度の糖質量。これに対してスタンダード糖質制限では1食あたり40gまで糖質を摂取できますので、2人前までなら食べても問題ない計算になります。ただ、糖質を抑えたい場合は注意してほしい点がひとつ。これは材料別の糖質を見てもらうのが早いでしょう。

材料	糖質（100gあたり）
春雨（茹であがり時）	20.8g
豚ひき肉	0g
ネギ	5g

そう、春雨の糖質が決して低くはないということです。他の具材が少なめで春雨の量が多いものだと、1人前で糖質20gを超えてしまう可能性もあります。それでも口にできないほどではありませんが、他のおかずも摂取する場合は少しでも糖質が低いに越したことはないでしょう。

春雨はヘルシーなイメージから糖質も低いと思われがちですが、決してそんなことはありませんので、春雨が低糖質だと思い込んでいた方はこれを機に覚えなおしましょう。

マーボー春雨の脂質はどのくらい？

次にマーボー春雨の脂質を見ていきましょう。

• マーボー春雨の脂質：5.7g/100gあたり

1人前だと8.6gほどですね。脂質の摂取目安は性別や体格で変わってきますが、おおよそ16～20gと言われていますので、8.6g程度であれば問題ないでしょう。材料別の脂質をみると、何が原因で脂質が発生しているのか分かります。

材料	脂質（100gあたり）
春雨（茹であがり時）	0.1g
豚ひき肉	15.1g
ネギ	0.1g

脂質を高めている原因は豚ひき肉ですね。豚ひき肉が多く使われたマーボー春雨は脂質が高くなりますので気を付けてください。

マーボー春雨とご飯の組み合わせはおすすめできない

マーボー春雨と言えば、ご飯のお供として用いられることもあるようですが、これはあまりおすすめできません。ご飯1杯のカロリーは269kcal、糖質は約55gです。カロリー的にはご飯+マーボー春雨でも大丈夫かもしれませんが、糖質的には確実にアウトですね。

また、マーボー春雨とご飯を組み合わせるとき、味の調整でラー油をかける方がいるようですが、ラー油は脂質の塊ですのでダイエット的にはアウトと言えるでしょう。マーボー春雨を摂取する際は、この2点に注意してください。

あなたも誰かをダイエットレスキュー！