レバニラはその名の通り、レバーとニラを炒めて作る料理のこと。もやしや玉ねぎなどが加わることも多く、味付けはオイスターソースや醤油などで行います。中華料理店においては定番メニューのひとつとも言える存在です。ちなみに、本来はニラレバというらしいのですが、天才バカボンの影響から現在はレバニラと呼ばれることがほとんどです。今回はそんなレバニラのカロリーや糖質を見ていきましょう。

レバニラのカロリーは高め？太る？痩せる？

まずはレバニラのカロリーを見ていきましょう。

• レバニラのカロリー：90kcal/100gあたり

一般的に中華料理は100gあたり150kcal前後を持ちますので、レバニラは低カロリーな方と言えるでしょう。1人前が200gだとしても180kcalほどですので、ダイエット中でも安心して口にできると思います。よく、肉が入っていることからカロリーが高いと思われがちですが、レバーは肉類の中でもカロリーが低めですね。

このあたりを含め、各材料のカロリーも見てみましょう。

材料	カロリー（100gあたり）
豚レバー	128kcal
ニラ	21kcal
もやし	14kcal

レバニラの主な材料はこの3点と言えるでしょう。こうして並べるとレバーのカロリーがやや高めに見えますが、肉類は100gあたり200kcalや300kcalが普通の食品です。それを考えれば、レバーは肉類の中で低カロリーな方と言えるでしょう。これが牛サーロインなど高カロリーな肉類だった場合、レバニラ100gのカロリーが150kcalや200kcalになってもおかしくありません。

ニラやもやしといった野菜類は全く問題なく低カロリーですので、少し多めに投入するくらいでいいでしょう。これら野菜類には栄養がたっぷり含まれると言われますしね。野菜が好きな方は、他にも玉ねぎやにんじんなどを追加してみてください。

レバニラの糖質は？糖質制限ダイエット向き？

次にレバニラの糖質を見ていきましょう。

• レバニラの糖質：4.2g/100gあたり

スタンダードな糖質制限では1食の糖質摂取量を40g以下に抑えなくてはなりませんが、レバニラ1人前なら糖質8.4gほどですので、糖質制限中でも口にしやすいでしょう。

各材料の糖質は以下のようになります。

材料	糖質（100gあたり）
豚レバー	2.5g
ニラ	1.3g
もやし	1.3g

豚レバーは肉類の中で考えるとやや高糖質ですが、それでも100gあたり2.5gしかありませんので十分に低糖質と言えます。また、野菜類についてはその半分程度しかありませんので、大量投入しても問題ないでしょう。

レバニラの糖質が高くなることがあるとすれば、オイスターソースなど調味料の使い過ぎですね。使用する調味料にもよりますが、味の濃い料理は高糖質なことが多いです。

レバニラの脂質はどのくらい？

次にレバニラの脂質を見ていきましょう。

• レバニラの脂質：4.1g/100gあたり

1人前だと脂質8.2gほどになりますが、1食分の脂質摂取目安は16～20g前後ですので大きな問題はありません。レバニラ1人前と一般的な脂質量のおかずでちょうど目安になるくらいでしょう。

各材料の脂質は以下のようになります。

材料	脂質（100gあたり）
豚レバー	3.4g
ニラ	0.3g
もやし	0.1g

肉類は脂質が高いことで有名な食品ですが、レバーの場合は低脂質ですね。そのため、脂質が気になる方でも使いやすいと言えるでしょう。これが、高脂質な部位であればレバニラの脂質が100gあたり10gや20gになる恐れもあります。

牛や鶏のレバーでも大丈夫

今回は豚レバーを使うレシピを参考にレバニラのカロリーや糖質を紹介しましたが、牛レバーや鶏レバーを使っても何ら問題ありませんよ。

レバーの種類	カロリー(100gあたり)	糖質(100gあたり)	脂質(100gあたり)
豚レバー	128kcal	2.5g	3.4g
牛レバー	132kcal	3.7g	3.7g
鶏レバー	111kcal	0.6g	3.1g

上記のように、牛や鶏のレバーも同程度のカロリーや脂質量です。むしろ、鶏レバーなら糖質の大幅軽減を狙えますね。

あなたも誰かをダイエットレスキュー！