2018/02/15更新
アーモンドのカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?
アーモンドはバラ科サクラ属の植物や、そこから採れるナッツのことを指します。一般的にアーモンドと言えば後者の方ですね。そのまま食べるのはもちろん、各種料理やスイーツにも使用される人気の食品です。そんなアーモンドはダイエットに向いているのでしょうか。今回はカロリーや糖質の数字を紹介しつつ、アーモンドがダイエット向けか考えていきます。
アーモンドのカロリーは高め?太る?痩せる?
今回はアーモンドのカロリーを他のナッツ類と比較しつつ見ていきましょう。
ナッツの種類 | カロリー(100gあたり) |
---|---|
アーモンド | 598kcal |
カシューナッツ | 576kcal |
マカダミアナッツ | 720kcal |
くるみ | 674kcal |
こうしてみると、ナッツ類は全体的に高カロリーですね。その中でアーモンドの立ち位置は中間くらいでしょうか。700kcalには達さないものの、100gあたりほぼ600kcalを持ちます。女性の場合、1食に摂取できるカロリーが600kcal前後ですので、ちょうど同じくらいの数字ですね。
このことからアーモンドはカロリーが高い、と言ってしまいそうですが、アーモンドを実際に100gも摂取することはそうないため、高カロリーと言い切ってしまうのも違和感があります。アーモンドは1粒1粒のサイズが小さいことから、1粒なら1g程度の重量しか持ちません。
つまり、10粒食べたとしても摂取カロリーは60kcal以下です。そう考えると極端に高カロリーともいえないでしょう。食べる個数を抑えておけばダイエット中でも十分にいただけそうです。ただ、アーモンドは1粒のサイズが小さいだけに、1回に4粒5粒と口に放り込むことも可能でしょう。
しかし、それだと食べ過ぎてしまう可能性が高いので、食べるときは1粒1粒よく噛んでください。そうやって摂取量を抑えめにしましょう。
アーモンドの糖質は?糖質制限ダイエット向き?
次にアーモンドの糖質を見ていきましょう。
ナッツの種類 | 糖質(100gあたり) |
---|---|
アーモンド | 9.3g |
カシューナッツ | 20g |
マカダミアナッツ | 6g |
くるみ | 4.2g |
アーモンドは糖質的にもナッツ類の中間的存在かもしれません。一応は一桁ですが限りなく二桁に近い数字です。とはいえ、食品全体でみれば低いほうと言って差し支えないでしょう。スタンダードな糖質制限の目安が1食あたり糖質40g以下ですからね。
アーモンドを1回に100g(100粒)も摂取することは滅多にありませんし、アーモンドだけで糖質オーバーまで持ち込まれることはまず無いと言えるでしょう。摂取量さえきちんと制限しておけば、糖質制限中でも安心して口にできると思いますよ。
アーモンドの脂質はどのくらい?
次にアーモンドの脂質を見ていきましょう。
ナッツの種類 | 脂質(100gあたり) |
---|---|
アーモンド | 54.2g |
カシューナッツ | 47.6g |
マカダミアナッツ | 76.7g |
くるみ | 68.6g |
ナッツ類の問題はカロリーや糖質ではなく、脂質にあるかもしれません。そもそも、アーモンドなどは油の原料として使われることもありますからね。脂質が高いのは当然と言えるでしょう。
1食の脂質摂取目安が16~20g前後ですので、50gも摂取すれば脂質オーバーです。脂質オーバーは肥満につながると言われていますね。とはいえ、幸いにもアーモンドは1粒のサイズが小さめで摂取量の調整がききます。食事の脂質量も考えつつ、脂質オーバーにならない範囲で摂取するのがいいでしょう。
アーモンドチョコなどの加工品に注意
今回紹介したアーモンドのカロリーなどは、特に手を加えていない状態の数字です。これがアーモンドチョコなど加工品になると、カロリーや糖質が増えることもあるので気を付けてください。中には砂糖をたっぷり添加した加工品なども少なくないですからね。糖質制限中なら細心の注意を払った方がいいでしょう。
ちなみに、アーモンドは豊富な栄養を含むと言われますので、加工品や摂取量に気を付けつつ、食べ始めてみるといいかもしれませんよ。
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