2018/02/15更新
とんかつのカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?
とんかつは小麦粉や卵、パン粉などで包んだ豚肉を油で揚げた料理のこと。和食系レストランの定番メニューであり、よくキャベツと一緒に登場します。これは、キャベツを揚げ物と一緒に食べることで胃の負担を軽減できるためでしょう。ちなみに、豚カツ、トンカツといった表記されることもあります。今回はそんな、とんかつのカロリーや糖質を見ていきましょう。
とんかつのカロリーは高め?太る?痩せる?
今回はとんかつといくつかの揚げ物を比較しつつ、カロリーが高いか低いかを考えていきましょう。
種類 | カロリー(100gあたり) |
---|---|
とんかつ | 344kcal |
ヒレカツ | 209kcal |
チキンカツ | 214kcal |
エビカツ | 184kcal |
ヒレカツは豚のヒレ部分を使用した揚げ物料理のことですね。ヒレカツも豚肉を使用していることからとんかつに違いはないのですが、一般的なとんかつはロース部分を使用することが多いため、このように名前を変えています。
ただ、ロースはヒレに比べてカロリーが高いため、とんかつは100gあたり344kcalと非常に高い数値です。1枚あたりだと150g程度ありますので516kcalにもなってしまいますね。成人男性が1食に摂取できる600~700kcalには収まるものの、この数値はソースやご飯、キャベツのものは含みませんので、定食だと800kcalくらいまで上昇しそうです。
そう考えると、とんかつはダイエット向けと言えませんね。むしろ、ダイエット中なら避けるべき食品と言えるでしょう。ちなみに、とんかつ1枚に使われる豚ロースのカロリーは300kcalないくらいです。つまり、油で揚げることでカロリーが大幅上昇しているのが分かります。
他の揚げ物料理も等しく、元の食材に比べてカロリーが高くなっていますので、とんかつを含め揚げ物料理に気を付けてください。
とんかつの糖質は?糖質制限ダイエット向き?
次にとんかつの糖質を見ていきましょう。
種類 | 糖質(100gあたり) |
---|---|
とんかつ | 6.1g |
ヒレカツ | 5.4g |
チキンカツ | 6.9g |
エビカツ | 5.4g |
今回紹介する揚げ物は肉類か魚介類のものですので、すべて低糖質ですね。とんかつも1枚あたりで9.2g程度しか糖質を持ちません。スタンダード糖質制限では1食あたり40gまでの糖質を摂取できるため、かなり余裕を持った状態で食事を終えることができるでしょう。
ただ、ご飯が含まれる定食の場合は話が別です。ご飯1杯には約55gもの糖質が含まれますので、糖質制限中ならとんかつやキャベツのみでいただくようにしてください。後はソースのかけすぎも糖質を増やす原因になりますが、極端なかけすぎでなければ問題ないでしょう。
とんかつの脂質はどのくらい?
次にとんかつの脂質を見ていきましょう。
種類 | 脂質(100gあたり) |
---|---|
とんかつ | 27g |
ヒレカツ | 11.3g |
チキンカツ | 12.3g |
エビカツ | 10.2g |
糖質は1食あたり16~20g前後しか摂取できませんので、とんかつは非常に高脂質と言えるでしょう。1枚あたりだと40gオーバー。もはや2食分の脂質量に相当してしまいます。ここまで脂質が高いのは単純に油で揚げることもありますが、豚ロースの脂質が高いのもよくありません。
バラ肉などより低脂質とは言え、100gあたり19.2gもの脂質を持ちますからね。そこに脂質の塊である油が加わるのですから、1枚の脂質が40gを超えても何らおかしくないでしょう。脂質摂取量を目安内に収めるなら、ヒレカツにしておくのが無難そうです。
キャベツをご飯の代わりにする
とんかつは言ってしまえば高カロリーな食品です。そのため、ご飯とセットで食べるとカロリーオーバーを起こす可能性が高いです。また、ご飯は糖質制限的にもよくない食品ですので、とんかつを食べる際はご飯をキャベツに置き換えてしまいましょう。
キャベツならボリュームのわりにカロリーも糖質も脂質も低め。しかも、冒頭で話したように胃の負担を抑えてくれます。味の主張が強くないことから、十分にご飯の代わりになるのでぜひ試してみてください。外食店でいただくならキャベツのおかわりができるお店がよさそうです。
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