2018/02/15更新
ミノのカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?
ご存知の方も多いと思いますが、牛には全部で4つの胃が存在します。これら4つの胃はそれぞれ違った特徴を持っており、胃によって名前が変わってきます。第1の胃を「ミノ」、第2の胃を「ハチノス」、第3の胃を「センマイ」、第4の胃を「ギアラ」と言うのです。今回はその中から、ミノのカロリーや糖質を紹介しましょう。
ミノのカロリーは高め?太る?痩せる?
まず、ミノのカロリーから見ていきましょう。
- ミノのカロリー:182kcal/100gあたり
ミノのカロリーだけだと分かりにくいため、今回は他の胃のカロリーも紹介します。
胃の種類 | カロリー(100gあたり) |
---|---|
ハチノス | 200kcal |
センマイ | 62kcal |
ギアラ | 329kcal |
ここから分かるように、ミノは4つの胃の中でも中間に位置するカロリー量。センマイのような低さはないものの、ギアラと比べれば低カロリーです。また、牛肉は部位によって100gあたり400kcal、500kcal程度あることから、牛肉の中ではカロリーが低い方かもしれません。
そのため、極端に警戒する必要はありませんが、食品全体で見れば低カロリーとは言えませんので、食べ過ぎには気を付けましょう。ミノだけを食べているとカロリー摂取量が多くなってしまうので、時にはセンマイと組み合わせたり、野菜を一緒に摂り入れたりしながら、摂取カロリーを調整してください。
ミノの糖質は?糖質制限ダイエット向き?
次に気になるミノの糖質も見ていきましょう。
- ミノの糖質:0g/100gあたり
データ上で見れば、ミノには糖質が含まれていないことになります。そのため、他の部位と比較する必要もないかもしれませんが、一応、第2~第4の胃の糖質も確認しておきましょう。
胃の種類 | 糖質(100gあたり) |
---|---|
ハチノス | 0g |
センマイ | 0g |
ギアラ | 0g |
確認しておいて何ですが、以上のように、牛の胃は全て100gあたりの糖質が0g。実際は微量ながら糖質を含むかもしれませんが、特に気にする必要はないでしょう。糖質制限的に考えれば、いくら食べても大丈夫なことになります。
とはいえ、脂質などの問題もありますし、500gも600gも食べるのはあまりおすすめできません。また、味付けによっては糖質が増えることもあるので気を付けてください。
ミノの脂質はどのくらい?
ダイエットをしていると脂質も気になってくるもの。今度はミノの脂質を見てみましょう。
- ミノの脂質:8.4g/100gあたり
カロリーと同じく、ミノ単体だと高いのか低いのか分かり辛いですね。
胃の種類 | 脂質(100gあたり) |
---|---|
ハチノス | 15.7g |
センマイ | 1.3g |
ギアラ | 30g |
おおよそカロリーと同じでしょうか。ギアラが最も高脂質でセンマイが最も低脂質でした。ただ、カロリーではミノとハチノスの差があまりなかったのに対して、脂質では2倍近くの差があります。このことから、ミノはカロリーのわりに低脂質と言えるかもしれません。
センマイあたりと組み合わせて食べれば、脂質の過剰摂取を避けつつ満腹感を得られそうです。逆にギアラなどは避けた方がいいでしょう。100g食べるだけで1食分の脂質摂取目安を超えてしまいます。
ミノは他の部位や野菜類と組み合わせて食べよう
牛肉の中で考えれば低カロリー、低脂質と言えそうなミノですが、ミノばかりを大量に食べていればカロリーオーバーの危険性が出てきますし、何よりも栄養バランスが偏ってしまいます。ですので、ミノばかりに固執せず、カロリーや脂質が低めの部位や野菜と組み合わせていただきましょう。
既に紹介した通り、センマイは牛肉でありながら非常にヘルシー。ややカロリーが高いかもしれませんが、ほぼ野菜と同じ感覚でいただけます。しかも、センマイはコリコリした食感が癖になる部位で、噛んでいるうちに満腹中枢が刺激される特典つき。
ぜひ、ミノを食べる時はセンマイ、そして野菜も一緒に注文するようにしてください。ちなみに、タレは使わずに塩あたりで食べると、よりヘルシーですよ。
あなたも誰かをダイエットレスキュー!
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
ツイッターでダイエットレスキューをフォロー!