2018/02/15更新
バルサミコ酢のカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?
バルサミコ酢はブドウを使った果実酢のひとつです。一般的な酢に比べて濃い茶色をしており、芳醇な香りを持つのが特徴。主な用途としてはイタリア料理の香りづけや味付けなどです。また、オリーブオイルと一緒にサラダへと用いられることもあります。
今回はそんなバルサミコ酢のカロリー、糖質、脂質を紹介しましょう。
バルサミコ酢のカロリーは高め?太る?痩せる?
まずはバルサミコ酢のカロリーから見ていきましょう。
酢の種類 | カロリー(100gあたり) |
---|---|
バルサミコ酢 | 99kcal |
りんご酢 | 26kcal |
ぶどう酢 | 22kcal |
穀物酢 | 25kcal |
黒酢 | 54kcal |
今回は同じ果実酢や一般的な酢と比較してみました。こうしてみると分かるように、バルサミコ酢は酢の中でもカロリーが高めです。最もポピュラーな穀物酢の約4倍ほどのカロリーを含みます。
そのため、普通の酢感覚でドバドバ使ってしまうとカロリーオーバーの危険性が高いです。ソース類と変わらない程度の数字ですので、使い過ぎには気を付けたいところです。
また、バルサミコ酢はオリーブオイルとともに用いられることもありますが、オリーブオイルは100gあたり921kcalもある調味料です。いくら野菜のカロリーが低かろうと、バルサミコ酢とオリーブオイルで味付けをすればカロリーは高くなってしまうでしょう。
ドレッシング代わりなど量を多めに使用する時はバルサミコ酢ではなく、他の酢で代用するなどの工夫が必要かもしれません。バルサミコ酢は酢の中で高カロリーと覚えておきましょう。
バルサミコ酢の糖質は?糖質制限ダイエット向き?
次にバルサミコ酢の糖質を見ていきましょう。
酢の種類 | 糖質(100gあたり) |
---|---|
バルサミコ酢 | 19.4g |
りんご酢 | 2.4g |
ぶどう酢 | 1.2g |
穀物酢 | 2.4g |
黒酢 | 9.0g |
酢の糖質は基本的にカロリーと比例しています。そのため、バルサミコ酢は酢の中で特に高糖質。黒酢も高糖質な酢と言われるものの、バルサミコ酢はその2倍以上の糖質を持ちます。
200gも使えば、それだけでスタンダード糖質制限の1食分の糖質量です。さすがに200gも一気に使うことは無いと思われますが、使用量が多くなりそうなら穀物酢など低糖質な酢に切り替えたいところです。
ちなみに、バルサミコ酢の糖質が高い理由は、原材料にブドウの濃縮果汁があるためでしょう。ブドウは100gあたり15.2gの糖質を持ちますし、それが濃縮されていれば糖質が高くなるのも当然です。
また、市販のバルサミコ酢は値段の問題から熟成していないブドウ酢をメインに作ることもあります。しかし、本格的なバルサミコ酢に近づけるためカラメルなどを添加しますから、結局は糖質が高くなります。
バルサミコ酢の脂質はどのくらい?
次にバルサミコ酢の脂質を見ていきましょう。
酢の種類 | 脂質(100gあたり) |
---|---|
バルサミコ酢 | 0.0g |
りんご酢 | 0.0g |
ぶどう酢 | 0.0g |
穀物酢 | 0.0g |
黒酢 | 0.0g |
脂質については上記のように、どの酢もほとんど含んでいません。バルサミコ酢もデータ上は0gですし、カロリーや糖質を気にするだけで大丈夫でしょう。
ただ、オリーブオイルは脂質の塊ともいえる調味料です。サラダなどにオリーブオイルと一緒に用いると、摂取脂質が高くなりますので、この点だけは警戒しておいてください。
バルサミコ酢の使用は控えめにしよう
今回の説明から分かるように、バルサミコ酢はカロリーや糖質が高めです。穀物酢の4倍程度のカロリーと、8倍程度の糖質を持ちますから、普通の酢と同じ感覚で利用するのは止めたほうがいいでしょう。
どうしてもバルサミコ酢が必要な料理以外はワインビネガー、つまりブドウ酢で代用するなどの工夫をしてみてください。一般的なブドウ酢ならカロリーも糖質もバルサミコ酢に比べてグッと下がります。
使用量次第では糖質に10g以上の差が出そうです。ただ、ワインビネガーの中には砂糖が含まれるものもあるようです。念のため、パッケージの栄養成分を確認してから購入するようにしてください。
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