2018/02/15更新
ベーキングパウダーのカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?
ベーキングパウダーがケーキやドーナツなどの生地を膨らませるために用いられる膨張剤の一種です。そのため、膨らし粉と呼ばれることもあります。ドライイーストと似た役割を持ちますが、あちらは発酵が必要ですので別物だと考えておきましょう。
今回はそんなベーキングパウダーのカロリー、糖質、脂質を紹介します。
ベーキングパウダーのカロリーは高め?太る?痩せる?
まずはベーキングパウダーのカロリーから見ていきましょう。
- ベーキングパウダーのカロリー:127kcal/100gあたり
小麦粉が100gあたり350kcal以上ありますから、ベーキングパウダーのカロリーは低めと言えるでしょう。しかも、ベーキングパウダーの使用量はパン1個に対して1g前後。場合によっては1g以下のこともあります。
そのため、実際にベーキングパウダーで発生するカロリーは10kcal以内でしょう。少し多めに5g使ったとしても6kcal前後です。「ダイエット中だから使用量を減らさないと」なんて考える必要はまったくありません。
ただ、ベーキングパウダーを使用して作る料理のカロリーが低いかと言えば、これは別の話です。皆さんもご存知のようにベーキングパウダーはケーキやドーナツ、ホットケーキなどを作るのに使用しますが、これらの料理は非常にカロリーが高めです。
普通の材料を使用した場合は、まずカロリー制限向けとは言えないカロリー量になってしまいます。ベーキングパウダーのカロリーは問題ないものの、ベーキングパウダーで作る料理のカロリーは高い。これをきちんと覚えておきましょう。
ベーキングパウダーの糖質は?糖質制限ダイエット向き?
次にベーキングパウダーの糖質を紹介します。
- ベーキングパウダーの糖質:29g/100gあたり
スタンダード糖質制限の目安が1食あたり糖質40gです。つまり、ベーキングパウダー100gだと1食分の3/4ほどあるわけですが、先ほども言ったように使用量が極端に少ない食品ですから問題ないでしょう。
多めに5g使ったとしても1.5gほどの糖質量です。ベーキングパウダーを多めに使用したことで糖質オーバーにつながることはまずありません。
ただ、カロリーと同じく、ベーキングパウダーから作られる料理は糖質が高いことが多いです。というのも、ベーキングパウダーは主に小麦粉をメインにした料理に用いられます。この小麦粉が100gあたり70g前後の糖質を持つため、どうしても完成品の糖質が高くなってしまうのです。
ケーキやドーナツの場合はさらに砂糖も用いられますし、ベーキングパウダーは問題ないものの、そこから作られる料理は糖質が高いことを把握しておいてください。
ベーキングパウダーの脂質はどのくらい?
次にベーキングパウダーの脂質を見ていきましょう。
- ベーキングパウダーの脂質:1.2g/100gあたり
粉類は基本的に脂質が低めです。ベーキングパウダーも例外ではなく、上記のように脂質をあまり含みません。実際の使用量を考えれば、ほぼ脂質を含まないと言っても過言ではないでしょう。
問題となるのはベーキングパウダーを使用するケーキやドーナツは脂質が高め、ということです。
小麦粉や砂糖などの使い過ぎに注意
ベーキングパウダーは使用量が少ないことから、カロリーや糖質を特に気にせずとも平気な食品と分かりました。ただ、一緒に使われる小麦粉や砂糖、バターなどはカロリーや糖質、脂質が高いため注意が必要です。
種類 | カロリー | 糖質 | 脂質 |
---|---|---|---|
薄力粉(100g) | 368kcal | 73.4g | 1.7g |
砂糖(100g) | 384kcal | 99.2g | 0.0g |
バター(100g) | 745kcal | 0.2g | 81.0g |
これらの材料を用いるケーキやドーナツはカロリーや糖質が高く、まずダイエット向けとは言えません。ベーキングパウダーを使った甘いお菓子の食べすぎにはくれぐれも気を付けましょう。
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