2018/02/15更新
ゼラチンのカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?
ゼラチンは動物の皮膚などに含まれるコラーゲンに熱を加えたもので、主にゼリーやマシュマロ、グミなどを作る際に用いられます。粉末状のものやシート状のものがスーパーなどで販売されているため、皆さんも一度は目にしたことがあるでしょう。
今回はそんなゼラチンのカロリー、糖質、脂質を紹介します。
ゼラチンのカロリーは高め?太る?痩せる?
まずはゼラチンのカロリーから見ていきましょう。
- ゼラチンのカロリー:344kcal/100gあたり
上記の数字だけで判断するとゼラチンのカロリーは高めに感じられます。100gあたり344kcalと言えば、小麦粉や砂糖とそう変わらないカロリー量です。ただ、1回にゼラチンを100gも使うことがあるかと言えば、これはNOです。
実際にゼリーやマシュマロなどを作った経験のある方ならご存知でしょう。おそらく、ゼリー1個に対して使用するゼラチンの量は2g程度です。つまり、ゼラチンを使用することで発生するカロリーは7kcal前後しかありません。
いくら過酷なカロリー制限を行っていても、7kcalの摂取がきっかけでカロリーオーバーを起こすことはないでしょう。ですので、ゼラチンの使用に関してはダイエット中でも問題ありません。やや多めに投入しても大丈夫なくらいです。
また、ゼラチンから作られるゼリーもスイーツ類の中ではカロリーが低めの傾向にあります。実際、ダイエット中のスイーツにゼリーを選択する方も少なくありません。とはいえ、レシピによってはカロリーが高くなることもありますので、警戒はしておきましょう。
ゼラチンの糖質は?糖質制限ダイエット向き?
次にゼラチンの糖質を見ていきましょう。
- ゼラチンの糖質:0g/100gあたり
ゼリーやマシュマロ、グミなどのスイーツは甘みが強いことから糖質制限ダイエットに向かないイメージがあるでしょう。しかし、ゼラチンに含まれる糖質は上記のように100gあたり0g。つまり、ゼラチン自体は糖質をほぼ含みません。
ゼリーやマシュマロなどゼラチンを使用したスイーツの糖質が高くなるのは、砂糖や各種フルーツなどが多めに用いられるためです。そのため、糖質制限中だからと言ってゼラチンの使用量を抑える必要はないでしょう。
ゼリーなどを作成する際もレシピに合わせた使用量で大丈夫です。むしろ、控えるべきは砂糖などの量でしょう。普通のレシピから作られるゼリーやマシュマロは糖質が高いので、食べすぎにはくれぐれも気を付けてください。
ゼラチンの脂質はどのくらい?
次にゼラチンの脂質を見ていきましょう。
- ゼラチンの脂質:0.3g/100gあたり
糖質ほどではないものの、ゼラチンは脂質も非常に低い食品だと分かります。ゼリー1個に対する使用量は2g程度ですから、脂質は小数点第2位以下です。この程度の脂質量であれば計算に入れる必要もないでしょう。
また、ゼラチンから作られるゼリーやマシュマロなども基本的には脂質が低めです。ただ、ミルクや卵を大量に使うものは脂質が高くなりやすいので気を付けてください。
ゼラチンから作れるスイーツのカロリーや糖質は?
今回のことからゼラチンはカロリーがやや高いものの、使用量が少ないためダイエット中でも問題なく使用できると分かりました。しかし、ゼラチンから作られるゼリーやマシュマロなどの食べすぎには気を付けたいところです。
種類 | カロリー | 糖質 | 脂質 |
---|---|---|---|
フルーツゼリー(1個) | 77kcal | 17.6g | 0.1g |
コーヒーゼリー(1個) | 34kcal | 7.5g | 0.0g |
マシュマロ(1個) | 6kcal | 1.3g | 0.0g |
全体的にカロリーはそう高くないものの、砂糖やフルーツの量から糖質が高くなる傾向にあります。マシュマロは1個あたりだと低カロリー、低糖質に見えますが、1個のサイズが小さいため、ついつい食べ過ぎてしまいます。
ゼラチンからスイーツを作るときは砂糖を甘味料に置き換えるなどして糖質を減らすようにしてください。
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