2018/02/15更新
サラミのカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?
サラミは非常に水分量の少ないソーセージのことで、ピザやサラダなどのトッピングに使われます。また、乾きもので味が濃いことから酒の肴としても有名です。ちなみに、カットしていないサラミをそのまま食べる方もいるようですが、カロリーや脂質のことを考えるとやや危険かもしれません。
今回はサラミのカロリーや糖質、脂質を紹介しましょう。
サラミのカロリーは高め?太る?痩せる?
まずはサラミのカロリーから見ていきましょう。
ソーセージの種類 | カロリー(100gあたり) |
---|---|
サラミ | 497kcal |
セミドライソーセージ | 339kcal |
生ソーセージ | 279kcal |
一般的にサラミは水分量が35%以下のソーセージを指します。そして、セミドライソーセージは水分量が55%以下、生ソーセージはそれ以上のことが多いです。つまり、上記の表は上から順番に水分量が低いことになります。
さて、水分量が低ければ、それだけカロリーなどの成分が凝縮されるわけですから、当然、サラミのカロリーは他よりも高くなります。では、水分量が減少した分だけ食べる量が減るかと聞かれれば微妙なところで、先ほど言ったようにサラミをカットせずそのまま食べる方もいるくらいですから、100gあたり497kcalは危険でしょう。
サラミは1本で70g前後はあるため、1本まるまるだとサラミだけで350kcal近くも摂取することになります。これは、100gのステーキとそう変わらない数字ですが、サラミ1本にステーキと同じだけの満足感はないでしょう。
しかも、サラミは乾きもので塩分量が多いため、大量摂取はおすすめできません。カロリー制限でダイエットを進める方は、サラミを食べるにしても薄くカットした数切れ程度にしておいてください。
サラミの糖質は?糖質制限ダイエット向き?
次にサラミの糖質を見ていきましょう。
ソーセージの種類 | 糖質(100gあたり) |
---|---|
サラミ | 2.1g |
セミドライソーセージ | 2.6g |
生ソーセージ | 0.8g |
サラミをはじめとしたソーセージ類は肉類の腸詰ですから、糖質は低めです。おそらく、通常の摂取量であれば糖質オーバーの原因にはならないでしょう。サラミなら1本まるまる食べても糖質は2g以下ですみます。
問題があるとすればピザでしょうか。サラミと言えばピザに乗せるのが定番なわけですが、ピザは生地が小麦粉から出来ているため、Mサイズ1ピースでも20g前後の糖質を含んでいるのです。そのため、糖質制限中ならピザとの組み合わせは避けましょう。
また、ビールなども糖質が高いことから、酒の肴として食べる時にも注意が必要です。
サラミの脂質はどのくらい?
次にサラミの脂質を見ていきましょう。
ソーセージの種類 | 脂質(100gあたり) |
---|---|
サラミ | 43.0g |
セミドライソーセージ | 29.7g |
生ソーセージ | 24.4g |
脂質もカロリーと同じく、水分量の減少によって数値が高くなっていると分かります。サラミに関しては100gあたり43g、つまり、重さに対して半分程度の脂質を持っているわけです。
1食の脂質摂取目安は16~20gしかありませんので、何も考えずにサラミを1本まるまる食べてしまえば、ほぼ確実に脂質オーバーを起こします。また、ピザに乗せる場合はチーズの脂質も加わるため、これも危険でしょう。脂質を制限している方も、サラミの使用量は控えめにしておいてください。
サラミの塩分量はどのくらい?
サラミと言えば塩分量も高いことで有名ですが、実際はどの程度なのでしょうか。
ソーセージの種類 | 塩分(100gあたり) |
---|---|
サラミ | 3.6g |
セミドライソーセージ | 2.8g |
生ソーセージ | 1.7g |
1食の塩分摂取目安が2.5g以下ですので、サラミは1本の摂取でも塩分過多の可能性が高いです。ピザに使う場合は他の食材や味付けの塩分も加わりますし、塩分の点から考えても使い過ぎには注意すべきでしょう。
まとめると、サラミは糖質が低いだけでカロリーや脂質、塩分は非常に高い食品ということです。サラミをまるまる食べるのが幸せという気持ちは分かりますが、ダイエット中は避けておくべきでしょう。
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