2018/02/15更新
タイガーナッツのカロリーや糖質が気になる!太る?痩せる?
タイガーナッツはエジプトなどを原産とする野菜類のことで、栄養価の高さから健康志向の強いニューヨーカーの間で話題になりました。また、最近は日本でも知名度を上げており、シリアルやスムージーという形で摂取されることも少なくありません。
今回はそんなタイガーナッツのカロリー、糖質、脂質を紹介します。
タイガーナッツのカロリーは高め?太る?痩せる?
まずはタイガーナッツのカロリーから見ていきましょう。
種類 | カロリー(100gあたり) |
---|---|
タイガーナッツ | 497kcal |
アーモンド | 598kcal |
ピーナッツ | 562kcal |
タイガーナッツは名前こそナッツとついているものの、実際はカヤツリグサと呼ばれる植物の塊茎です。ラッキョウなどに近いと考えると分かりやすいでしょう。
とはいえ、その形状や栄養素はナッツ類に近いものですので、今回はナッツ類の代表ともいえるアーモンドやピーナッツと比較してみました。
上記の表から分かるように、タイガーナッツはアーモンドなどのナッツ類に比べて少しだけカロリーが低いです。しかし、あくまでも少しだけであり、野菜類だと考えれば非常に高カロリーです。
いくら水分量が少なくとも、野菜類では100gあたり500kcal近くにはそうそうなりません。1回に使う量が大さじ1杯や2杯程度なら大丈夫だと思われますが、シリアルやスムージーにする際、50gも100gも使うのは危険だと覚えておいてください。
タイガーナッツの糖質は?糖質制限ダイエット向き?
次にタイガーナッツの糖質を見ていきましょう。
種類 | 糖質(100gあたり) |
---|---|
タイガーナッツ | 30.6g |
アーモンド | 9.3g |
ピーナッツ | 11.4g |
タイガーナッツの糖質はナッツ類に比べるとやや高めで、重さの3割程度が含まれます。スタンダード糖質制限の1食分が糖質40g以下なことに加えて、メニューによってはタイガーナッツの使用量が少なめなことから、摂取できなくはないものの、使用量次第では糖質オーバーの原因になります。
なお、タイガーナッツに含まれる糖質は難消化性でんぷんであり、白米や小麦粉に含まれるものに比べて吸収されにくいとも言われますが、やはり摂取のし過ぎはよくないでしょう。
また、シリアルやスムージーにする際、砂糖や蜂蜜などを入れすぎてはいけません。これらは少量でも非常に高糖質ですので、甘みを付けるなら糖質カットの甘味料などを用意しましょう。
タイガーナッツの脂質はどのくらい?
次にタイガーナッツの脂質を見ていきましょう。
種類 | 脂質(100gあたり) |
---|---|
タイガーナッツ | 24.9g |
アーモンド | 54.2g |
ピーナッツ | 47.5g |
名前にナッツとつくことから脂質が高いと思われがちですが、実際は100gあたり24.9gとナッツ類の半分程度です。とはいえ、重さに対して1/4程度の脂質を見逃すわけにはいきません。大さじ1杯や2杯程度ならまだしも、50gや60gの使用になれば脂質オーバーが心配になってきます。
特にシリアルなどでミルクを加える場合、ミルクの脂質も追加されるため、1人前で脂質が20g程度になってもおかしくはありません。やや複雑ですが、タイガーナッツはナッツ類よりも脂質が低いものの食品全体で見れば高めと覚えておきましょう。
タイガーナッツは少量を定期的に摂取しよう
タイガーナッツには各種ビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富に含まれています。そのため、一般的な食事だけでは不足しがちな栄養素を補うのに最適な食品ともいえます。
ただ、今回紹介したようにカロリーや糖質、脂質が高めなわけですから、大量に摂取してしまえば栄養素は補えてもカロリーや糖質オーバーで肥満を引き起こすかもしれません。
それでは本末転倒です。タイガーナッツは食べ過ぎない程度の量を、毎日の食卓に取り入れるようにしてください。シリアルにして朝食で摂取するなど、決まったタイミングを用意しておくといいでしょう。
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